富良野駅に戻り、レンタカーを予約している帯広へ向かう。
富良野駅発の単行デイーゼルカーは満席。
JR北海道の「1日散歩きっぷ」を使っている人にとってはちょうどいい時間帯の列車だからだろう。
新得駅から石勝線で抜ける方法もあれば、東鹿越駅でUターンする方法もある。
東鹿越駅で代行バスに乗り換え。
ちょうど新得駅からの代行バスも到着し、乗り継ぎの乗客でちょっとした賑わい。
代行バスも到着便も、折り返しの新得駅行もほぼ満席である。
富良野駅からの乗客は3割ほどはUターン、残り7割くらいが代行バスに乗ったようだ。
東鹿越駅周辺は民家が見当たらない無人地帯。
もともとの集落は金山ダム建設で、金山湖に水没したからだろうか。
近くには生コン工場しか見当たらない。
駅前にはコミュ二ティバスの停留所はあるものの、夏季シーズンのみの金山湖へ行く人向けのバスのようだ。
駅舎は簡素ながら木造の駅舎が残っている。
金山ダムが作られたころは、有人駅だったのだろうか。
ホーム1本1線の駅だが、根室本線が主要幹線時代は交換駅だったようだ。
代行バスで新得駅へ行き、ここから特急「とかち」で帯広へ。
車内はほぼ満席だったが、帯広駅でごっそり降りた。
札幌から帯広までは根室本線も幹線としての機能は十分果たしているようだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する