久留里線の終着駅、上総亀山駅へ。
前回来た時は有人駅だったが、現在は無人駅。
駅構内は一見ホーム1本に2線、さらに側線1線の3線に見えるが、ポイントがなくなって、2線は列車が入線できなくなり、1面1線の駅となっている。
旧国鉄時代からの駅舎は健在である。
利用者はJR発足時の1990年は260人だったそうだが、2012年時点で90人。
現在は輸送密度からして10分の1の20〜30人程度だろう。
駅前はかつて近くの亀山湖への観光客がいたのだろうが、現在はほぼ皆無なのだろう。
駅前の観光案内図はすっかり色あせているし、駅前のおみやげ物店なども廃業しているようだ。
駅から歩いて10分ほどでダム湖である亀山湖がある。
紅葉が美しい湖で湖畔は整備されて、また対岸には立派なホテルがあり、結構宿泊客で埋まっているようだった。
時間が遅かったので、観光案内所も閉じて、観光客もほとんど見たらなかったが。
帰りの列車の乗客は久留里駅までは3人ほど。
いずれも「鉄」組。
久留里駅からはそれなりの人数になり、木更津に近づくにつれて乗客は増えていた。
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