mixiユーザー(id:35851342)

2023年08月25日17:40

40 view

ぼくの社会勉強ー裁判傍聴

 かれこれ三十年間ぐらい、社会勉強として「裁判を傍聴してみたい」と思っていた。四月末で退職して時間ができたので、今やらずにいつやるという強い意志で実行することにした。
 まずは傍聴を趣味にしている方々のサイトやユーチューブで、傍聴までの手順やマナーなどを予習した(便利な世の中だ)。
 それらによると、裁判には新件、審理、判決の三つがあり、初心者には新件がオススメだそうだ。事件の流れが分かるから。そして初心者にオススメの罪状は窃盗と過失運転致死傷だそうだ。過失運転なんて地味だなあと思ったら、誰もがいつでも当事者になりうる事件だからこそ参考になるとのこと。納得。
 初心者のぼくはそうしたアドバイスに素直に従い、東京地裁に行って以下の二つを傍聴してきた。
・罪状「詐欺・窃盗」。新件。二十席の傍聴席は満席(約半分が学生と思しき若者)。事件の内容としては、要するに闇バイトによる高齢者への振り込め詐欺。被告の二十代後半の男は罪状を認めていた。
・罪状「過失運転致傷」。新件。こちらも二十席の傍聴席は満席(やはり約半分が学生)。トラックを運転していた七十代前半の男が、前方不注意で赤信号で止まらなかったため、横断歩道を自転車で走行していた五十代の男性に重傷を負わせたという事件。罪状を認めていた。

 傍聴はとても勉強になった。これで終わりにせず、行けるときにはまた行こうと思っている。

(東京地裁に行く前に国会図書館で調べものをした。国会議事堂の写真は、国会図書館から東京地裁まで歩いている途中の一コマ)
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する