今シーズンのライオンズはすでに終わっているので、佐々木朗希が投げるロッテ戦か山本由伸が投げるバファローズ戦を観たいと願い、彼らのローテーションを考えながら西武ドームの日程表とにらめっこの日々を続けていた。そんななか、七月二十五日に佐々木朗希が左内腹斜筋損傷で二カ月の離脱が発表された。希望は山本由伸しかいなくなった。ぼくは昨日の二十三日にねらいを狙いを定め、前売りチケットを買った。
予想は的中、すごいぞ俺。
試合は二位に七ゲーム差をつけて独走するバファローズが借金十以上の五位に沈むライオンズに三対〇で快勝。山本由伸も七イニングをわずか九十八球でゼロに抑えた。さすが日本プロ野球史上初の二年連続五冠王(勝利、防御率、奪三振、勝率、完封)、そしてWBC戦士。この圧巻の投球に、ライオンズを応援していたはずの妻とぼくは特に悔しさも感じなかった。
これで妻と一緒に観戦した試合は十二勝七敗になった。
(写真左は外野グランドで試合前の最終調整をする山本由伸。右は山本由伸対源田)
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