次は藤田駅を過ぎて15時5分、貝田駅で降りる。
藤田駅と同様、国見町の駅である。
この駅はもともと県境の人口希薄地帯の信号場からの駅で無人駅。
対面式ホーム2面2線。
駅舎は簡素な待合室のような駅である。
駅周辺には国道が目の前を通り、ガソリンスタンドはあるが、民家はほとんどない。
駅から少し離れたところには建設記念の石碑があった。
普通は駅前広場にあるような石碑が、なんでこんなところにあるのだろう。
駅から5分も歩くと集落がある。
ここはもともとは奥州街道の宿場町でもあった。
集落の中の小道はもともとは東北本線の線路があったところで、鉄道レンガ橋が残っていた。
集落もいかにも宿場町の雰囲気でかつては旅籠だったのだろうか、立派な建物も散見された。
1時間ほど歩き回って、16時6分、下り仙台行の電車に乗る。
ログインしてコメントを確認・投稿する