天然コケッコー断続的に観ると、あれ?誰だっけ、誰かが学校に来なかったから心配になってその子の家に行くエピソードあったっけ?となってしまう。一気にみなければ映画はやはりいけないな。フェイドアウトフェイドインが多いのが以前にかったるく思えた原因かもしれない(ジャームッシュもこちらのバイオリズムをそれで狂わす)なと今回思う。いろんな出来事の集積風に構成されている本作なのだろう。最終盤に岡田が職員室に行き先生になにか言うかのようなところ、その後意外にもあの場所に残るのか、と思わせるではなく、誰もがそれを承知で作品は多くを語らず進んでいくの、なかなかよく、きっと言いたいことが山ほどあるのだろう、な石井裕也とそこが違うかも、となる。
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