＜廃止＞掛田駅（福島県伊達市　旧霊山町）　福島交通・路面電車　２０２３年４月２２日　土曜日

今回は北畠顕家が南北朝時代に拠点とした霊山に行く。
まず福島駅まで新幹線。
福島駅でカーシエアを借りる。

かつて福島駅から旧保原町、旧霊山町まで福島交通の路面電車が走っていた。
昭和46年、全国で路面電車が廃止された時期にここも廃止されている。




まず保原方面へ行く。
東北本線沿いの国道４号線に路面電車が走っていたようだが、道路拡張などの関係で今は跡形もない。
ただ、国道4号から保原方面へ分岐し、阿武隈川を渡る鉄橋・伊達橋はかつての路面電車の走っていた鉄橋。
現在も歩行者専用鉄橋として残っている。
ただ、ちょうど工事中のようだった。




その後旧保原町へ向かう。
保原にある中央公民館には福島交通の路面電車が静態保存されている。
塗装などもされており、保存状態は良好である。
旧保原町は今は阿武隈急行の主要駅であり、鉄道が復活している。




さらに旧保原町から旧霊山町へ。
旧霊山町の中心である掛田地区に掛田駅舎が健在。
現在はバスターミナルだが、福島交通の路面電車の写真などが展示されている。
もっとも土日は休みで中に入れなかった。
土日休館では観光客はなかなか来くることができないだろうに。
掛田の町は市街地も形成されており、かつては駅を中心に町が発展していたことがうかがえる。



その後さらに奥へ向かい霊山へ。
霊山は登山もなかなか大変なようで、難攻不落の山城だったのだろう。
ふもとには霊山神社があり、北畠顕家の銅像などがあった。
バスもここまでは来ているようだ。