バスで20分ほどで赤平市街地へ入り、途中下車して、まず旧住友石炭鉱業赤平炭鉱跡へ。
この炭鉱の立坑が現在も残っていて、かつては炭鉱の町、赤平のシンボルだった。
全国でも立坑に入ることができるのはここだけだとこと。
資料館は無料だが、立坑に入るにはガイドさんと一緒でしか入れないそうで、800円。立坑見学は約50分。
お客さんは私の他は御夫婦の3人。
ガイドさんは昭和44年からこの炭鉱で働いていた人で72才の方。
50分は炭鉱の中や立抗の中に入り、ガイドさんの説明を受けてよくわかり、なかなか充実した内容。
あまり知名度がない「観光地」ではあるが、もっと知られていい。
その後赤平駅の裏手にあるズリ山に登ろうと思ったが、雪で歩道が埋まっていて断念。
赤平駅はとてもきれいな駅だった。
平成11年におそらく赤平市の負担で建てられた駅舎で「赤平市交流センターみらい」との合築となっている。
現在の赤平駅の利用者は約100人。
駅は赤平市が受託する簡易委託駅となっている。
駅周辺はさびれているとはいえ、市街地になっていて商店街などもある。
これもかつて炭鉱全盛時代はにぎわったことだろう。
赤平市の人口は全盛期6万人から今は1万人を切って9000人まで落ち込んでいる。
駅構内は旧国鉄型の2面3線の駅で、駅舎とは跨線橋でつながっている。
かつては貨物駅としては大阪梅田駅を超え日本一だったこともあり、構内はとても広い。
全盛期は石炭満載の貨物列車が次々に発着していたのだろう。
16時41分、まず滝川行の列車が到着。
その後富良野行の列車が到着して列車交換していた。
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