mixiユーザー(id:67475600)

2023年07月05日21:29

54 view

★☆芦別駅(空知総合振興局 芦別市) JR北海道・根室本線 2023年3月25日 土曜日

フォト


今日は滝川から、かつて炭鉱で栄えた芦別と赤平に根室本線で行ってみることにする。
滝川駅から9時42分発の根室本線の列車でスタート。
かつては道北へのメインルートだったこの路線も石勝線の開通により単行のデイーゼルカーが1日数往復するだけのローカル線になってしまった。
乗客は4人だけである。

フォト

フォト


列車は空知川沿いを走る。
このあたりの地名である「空知」はアイヌ語で滝の多い川を意味する「ソー・ラチ・ペッ」が由来。
滝川市もこのアイヌ語を意訳した市名でもある。

フォト


滝川駅から約30分。
まず芦別駅で降りる。
平日は芦別市の委託された駅員さんがいるようだが、今日は無人駅。

フォト


かつて石炭を満載した貨物列車が1日何十本も発着した歴史から駅構内は広い。
しかし今は1両のデイーゼルカーが長いホームに停車するだけ。
1日の利用者は約100人

フォト

フォト


構内は島式ホームの交換駅で跨線橋で駅舎とつながっている。
駅舎のある地平ホームは今は使われていないが、かつてはこのホームから三井芦別鉄道の列車が発着したいたそうである。

フォト

フォト


駅舎は昭和20年代の芦別炭鉱全盛期からのもの。
駅前は駅舎を中心に放射状に道路があり市街地を形成しているが、多くの店が廃業しているようで、さびれている。
かつては芦別駅やこの駅前の市街地はにぎわったことだろう。
資料館には写真があったが、今とは別世界である。

フォト

フォト


芦別駅から歩いて15分ほどのところある道の駅に「星の降る里百年記念館」があるのでそこに行ってみる
小さなプラネタリウムがあったり、当時の炭鉱町の人々の生活ぶりの資料や三井芦別鉄道の資料が展示されており、なかなか楽しい郷土資料館である。

フォト

フォト


三井芦別鉄道の通じていた集落へはバスもあるようだが、本数も少なく、また鉄道遺跡はバス停もなく、クルマじゃないと難しいようだ。
今回は断念、機会があれば次回クルマで行こうと思う。
この道の駅から赤平行のバスに乗る。
根室本線は日中は列車がないが、バスは1時間に1本程度滝川まで通じている。
もっともこちらの乗客は少なく2人だけだった。

フォト


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する