★☆梅迫駅（京都府綾部市）　JR西日本・舞鶴線　２０２２年８月７日　日曜日

１５時１９分発の東舞鶴駅からの舞鶴線の電車は113系の2両編成ワンマン電車である。
車体は緑色一色。
JR西日本は車体のカラーを経費削減で一色にしているが、阪急のようなどうもセンスを感じない。



舞鶴線は実際は山陰本線と舞鶴市を利用する人がほとんどのようで中間3駅はいずれも無人駅。
今回はそのうちの梅迫駅で途中下車する。




梅迫駅は対面式ホームの交換駅。
小さな待合室のような駅舎が下りホームにあり、上りホームとは跨線橋がある。



1日の利用者は約100人程度。
駅前は中規模の集落だが、食堂や商店などもあった。




このあたりは下級貴族の上杉氏の本拠だったところで、上杉の地名も残っている。
上杉重房は鎌倉時代、鎌倉に下向し、鎌倉幕府の御家人になった。
上杉清子は足利貞氏の側室となり、尊氏を生み、その結果、初代将軍の母の実家ということで栄えていくことになる。



梅迫駅から２キロほど歩いたところに足利尊氏生誕地がある。
上杉清子は出産時に鎌倉からこの実家に戻っていたのだろうか。
またその前にある安国寺はどこかで見たことがあるな、と思ったら、アニメ「一休さん」の安国寺のモデルだったそうである。



梅迫駅に戻り、１６時２２分発の綾部行に乗る。
ちょうど東舞鶴行の電車と交換だった。