どういうダイヤ上の理由なのか、この快速電車の12分後に普通電車がある。
そこで名古屋方面へ1駅、河曲駅で降りてみる。
この駅は水田の中の駅でなかなかローカルな駅である。
交換駅で対面式ホーム2面2線。
駅舎はなく、駅前広場は広いが、殺風景な駅でもある。
もともとは信号場だったのを地元の請願で駅にした経緯があるので、さほど利用者は見込んでいなかったのだろう。
もっとも1日の利用者は約300人と案外多い。
この駅は戦前は河曲村にあったことから河曲駅と名付けられた。
もっとも開業当時は鈴鹿市で鈴鹿駅として開業したが、国鉄伊勢線に鈴鹿駅が開業したときに河曲駅に改称されている。
現在の住所は鈴鹿市木田で河曲の地名は残っていない。
近くに学校があるのだろうか、女子学生が駅にやってきた。
高校生か中学生かわからなかったが。
快速電車の12分後の16時50分、名古屋行きの普通電車が来たので乗車する。
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