弓ヶ浜から日本海沿いに皆生温泉を通り、まずは大山口駅へ。
相変わらず大山には雲がかかっていて、いまひとつ。
大山口駅は文字通り大山への入口駅だったところ。
駅前は大山が見える。
鉄道全盛時代はこの駅からバスに乗り換えて大山に多くの人が向かったのだろう。
今では鉄道利用者もより便利な米子駅からのアクセスがメインと思われるが、それでも駅前には大山への入口駅の面影が残っている。
また大山寺への路線バスも1日4往復とはいえまだ健在だった。
もっともこのバスを利用して大山に行く観光客はほとんどいないと思うが。
駅舎は建替えられたようで、きれいではあったが、素っ気ない駅舎である。
観光案内所などもあるわけではなく、観光地への入り口駅としての雰囲気はまるでない。
この駅は旧大山町の代表駅あるが、平成の大合併で名和町、中山町と合併した際、市の名前は「大山」になったが、町役場は名和町に置かれた。
それでも大山への入り口駅でもあり、ささやかながら商店などがあった。
1日の利用者は約200人とまずまず。
駅構内は対面式のホームの交換駅。
ホームからも大山が望め、逆側は日本海も見える。
11時6分、快速「とっとりライナー」が到着。
2両編成の126系・ステンレス製の列車である。
数人の乗客が下車したが、それでも車内は結構な乗客がおり、米子〜鳥取間の都市間輸送として山陰本線も相応の利用はされているようだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する