峰延駅からは線路はまっすぐ雪原の中を快適に走る。
いかにも北海道らしい車窓である。
車窓の左側には山々が美しい。
なんて山だろう。
隣の光珠内駅で降りる。
ホームからは一面の雪原と山々が美しい。
光珠内駅は昭和27年開業と割合新しい駅。
構内は旧国鉄型の2面3線。跨線橋で結ばれている。
注目すべきは昭和27年開業以来の駅舎が残っていること。
平成9年まで有人駅でスタンプもあったそうである。
国鉄の駅舎にしては少しモダンな駅舎で、当時では斬新なデザインだったかもしれない。
今では利用者は1日20人ほどだそうだが、いつまでこの駅舎は残っているだろうか。
駅周辺は住宅街で、市街地商店街らしきものはない。
駅は無人駅だが、駅舎のなかの事務室からは人の声がした。
職員の事務所になっているのかもしれない。
近くの国道12号は日本一長い直線道路区間だそうで、駅から歩いて10分ほどのところには記念碑もあるようだが、時間が20分しかなく断念。
雰囲気のいい駅、いい場所なので、もう少し時間があればよかったが。
下り16時9分の岩見沢駅に乗り、千歳空港へ向かった。
岩見沢駅はかつてはレトロな駅舎が残っていたが、火災で焼失、建て替えられた駅舎は実に立派になっていた。
旭川駅といい、少し豪華すぎるような気がするが、赤字会社のJR北海道は大丈夫なのだろうか。
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