伊納駅からは「18きっぷ」で千歳空港に向かう。
フライトの時間に接続する快速エアポートの時刻まではまだ1時間=1本分の電車に余裕があるので、どこかで降りてみることにする。
滝川駅で接続する電車に乗り、15時16分、峰延駅で降りる。
峰延駅は美唄市の駅であるが、開業は明治24年とかなり早い。
当時は樺戸集治監や空知集治監への最寄り駅だったそうで、多くの本州から送られてきた囚人がこの駅で降りたったことだろう。
その歴史から美唄市や隣の岩見沢市とは異なった文化が育ったとされる。
駅構内は対面式のホーム。
駅舎は簡素で無人駅。
1日の利用者は80人程度とされる。
駅前広場は広く、かつては駅周辺が活気があったことをうかがわせる。
JAの建物や倉庫、事務所などで占められている。
駅からすぐのところに国道があり、小さい商店街を形成している。
レトロな建物もあり、かつてはここもにぎわったのだろう。
数日前豪雪があったとのことで、町も駅も雪で埋もれている。
宗谷地区や旭川地区より多く、1〜2mも雪が残っていた。
30分ほど駅周辺を歩いて、駅に戻り、15時46分の下り電車に乗る。
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