下士別駅から再度国道40号に戻り、さらに旭川方面に南下する。
士別市街地を通り過ぎて、剣淵町に入る。
国道から農道のような道を進み、雪原になっている水田地帯の中に北剣淵駅があった。
周囲はほとんど民家もなく、まるで人の住んでいないような場所だが、近くにはバス停もあり、バス路線があるようだ。
駅周辺には民家はないが、1キロほど先に「藤本」という集落があり、こちらは10軒ほどの民家があった。
かつてはこの「藤本」集落の人に北剣淵駅は利用されていたのかもしれない。
北剣淵駅の所在地も藤本町になっている。
北剣淵駅は元仮乗降場の駅。
JR北海道になった際に駅に昇格した駅で、開設当初からあまり利用者はいなかったようだ。
ホームは木製。
おんぼろ小屋のような待合室があった。
この駅は快速「なよろ」はもちろん、普通列車も多くは通過してしまい上りは6時58分、11時35分、17時39分の3本、下りも7時11分、9時3分、15時9分、17時52分の4本しか停車しない。
利用者はここ数年0人のようだ。
8時10分過ぎ、快速「なよろ2号」が通過。
快速と言っても、単行だった。
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