安牛駅の次は徳満駅へ。
宗谷本線沿いに南幌延駅、上幌延駅付近を通り、幌延市街の手前でバイパスが接続している。
このあたりの国道は交通量も少なく、80キロで走れるのに、最高速度60キロの高速道を建設するのは税金の無駄使いだろうが、とりあえず無料でもあり、このバイパスを進む。
やがて豊富幌加インターを出て国道に出ると徳満駅がある。
徳満駅には30年ほど前一度来たことがある。
稚内のユースホステルに宿泊し、ここまで列車に乗り、この駅から歩いて10分の宮ノ台展望台に行った。
そのときは立派な木造の駅舎があり、駅前にも民家が並び、人も歩いていたが、その駅も壊されてプレハブの小屋に。
かつての駅名票だけは残っていた。
駅前も商店も営業していないようで人の気配もない。
それでも民家は数軒、「徳満会館」という集会場もあったが、使われているのだろうか。
列車を待っていたら、キタキツネが歩いてきた。
11時10分、稚内からの名寄行が到着。
家族連れなど10人ほどが下車した。
お名残乗車だろうか。
宮ノ台展望台に行ってみたが、除雪はされないようで遊歩道は雪で埋まっていた。雪をかきわけて展望台に行ってみれば雲がかかっているものの利尻富士が美しい。
ログインしてコメントを確認・投稿する