9月22日、日曜日
前日宿泊した大館から寝台特急「あけぼの」で青森へ。
全国で唯一残る「ヒルネ」列車である。
ガラガラかと思えば、結構な乗車率。
開放寝台は6人がけになるほどの乗客だった。
新青森から「スーパー白鳥11号」に乗り換えて、木古内へ。
木古内からは江差線、11時48分発の江差行に乗り換える。
来年の5月廃止なので、まだ「お名残乗車」には時期が早いと思ったが、2両編成の列車は満席になるほどの混雑。
「最後の夏」ということと3連休パスの影響だろうか。
約1時間、12時55分、江差駅に到着。
折り返しの列車に乗るための行列が駅の外まで続いている。
記念きっぷを買う時間もないため、明日買うことにして、折り返す。
13時7分の帰りの列車も2両はほぼ満席だった。
「お名残乗車」の人と記念きっぷ商法で、最後の年は黒字になるかも。
翌23日、再度江差駅にクルマで到着。
檜山支庁の代表駅であり、かつては多くの利用者でにぎわったと思われるが、今では木古内−江差間の輸送密度はたった41人。
江差駅の利用者も約30人ほど。
それでもかつての主要駅らしく、有人駅でみどりの窓口もある。
市街地からも高校からも遠く、日常的な利用はほとんどなくなってしまったのだろう。
新幹線が木古内まで来た後の利用状況を見てもよかったように思えるが、この輸送密度ではいずれにしてもバス転換は避けられなかっただろう。
9月23日、9時17分江差駅の到着の列車は単行列車。
到着と同時に満席になり、さらに多くの立客が出るほどの混雑ぶりになった。
1時間ほど時間があったので、江差の町をぐるっとひとめぐり。
もっとも中村家にしても、横山家にしても中に入る時間はなかった。
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