「日本一暑い街」熊谷

　調べものにしょっちゅう図書館を利用しているが、地元や周辺の図書館や大宅文庫にもない資料が埼玉県立図書館で所蔵している場合がある。新聞だと大宅文庫はもともと所蔵していないし。
　それで一昨日の土曜日、エクセルで資料名（古い雑誌と新聞）を表にして久喜にある県立図書館に車で赴いた。
　調べたい資料は十個ぐらいあり、そのうち八個は期待どおり所蔵しており、目的の記事のコピーも取れた。しかしレファレンスで、調べたかった新聞三紙のうち二紙は熊谷にあるもう一つの県立図書館あると告げられた。車だとそこまで約一時間かかると言う。
　その時点で十二時三十分。久喜から熊谷までは家から遠ざかる方角にあるのだが、次にいつこれだけの時間が取れるか分らないし、時間が取れてもまた新型コロナのせいで図書館が閉鎖されてしまうかも知れない。
　ぼくは迷うことなく、この日に梅雨が明け猛暑となった日本一暑い街に向かった。
（その甲斐あって、目的の記事を発見できた）