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2020年02月06日21:48

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《舞台》ケラケラケラ

カーク・ダグラスの訃報に接し、ワイフさんに「103まで生きたようだよ泣き顔」と伝えると、「誰だっけ?」とつれないひと言。そうえいば、誰だっけ?目
俳優であることしかわからなかったのでフィルモグラフィーを調べると、鑑賞した記憶のある作品は、ガッツ石松と共演したといわれる『OK牧場』と『炎の人ゴッホ』程度。
知らないわけだ失恋
ちょうど、今日いただいた演劇フライヤーの中に、名前も聞いたことのないセミプロ劇団が演じる『炎の人ゴッホ』が上演される。ちょっと行ってみるか走る人

イベント演劇レビュー
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『グッドバイ』(シアタークリエ)★5.
KERAの芝居はさすがにハズレがない。というより、大当たりである。
事前学習なし。聞きかじりの幾つかの情報は原作・太宰治、未完の遺作ということ。
そして、知っていたら鑑賞することすら躊躇し断念していただろう、ストーリーの根底。
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KERAらしく幕間込みで3時間10分の上演時間、見事なまでの舞台設計に飽きる暇もない。
名前のわかるキャストはわずか4人。
列挙するなら藤木直人、生瀬勝久、真飛聖、そしてソニン。
特筆はソニン。
ゴマキ弟と組まされたデュオで悪夢を味わったのちの彼女は、瞬く間にミュージカルアクトレスのセンスを発揮し、今舞台ではまるで大竹しのぶのような存在感すら魅せる怪演。
ただ者ではない。

第1部のラスト。多くの観客は藤木直人演じる田島が地獄へ堕ち、閻魔様の審判を仰いだものと誤解したまま、幕間へとシフトした。
しかし、真実は第2部に突如やってくる。
この辺のシチュエーションは、演劇プロフェッショナルと自覚するおいら(←川オス)が見逃すわけがない。
と、思われるがどうであろう。

感動を伝えるべく必死にmixi日記をタイピングしていたら、テレビでは14日から上映開始の映画が番宣されている。
『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』カチンコげっそり
慌ててyahoo映画をチェックすると、解説にはこう書いてある。
《太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが戯曲化した舞台を『八日目の蝉』などの成島出監督が映画化》
おいおい、舞台を観てきたばかりだよ。(←良い意味でね)

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宝塚宙組『イスパニアのサムライ』(東京宝塚劇場)
宙組ルーティン鑑賞。これで何作目になるだろう。
宙組3番手の桜木みなとの存在が、オペラグラスを通さなくてもわかるようになってきた。トップ、トップ姫の名前すらまだ記憶していないというのに、これも地元愛。

LEDが当たり前となっている現在、舞台の煌びやかさにカラフルさが加わって、連日満席の宝塚劇場は常に華やか。
苦言を呈せば『ベルサイユのばら』以外の芝居は、観た途端にそのストーリーの記憶が消し飛んで行く。放っておいても満席の状況ゆえの道理なんだと、勝手に理解する。
そろそろ宝塚にも、歴史に残る新作が現われないものなのか。



とっくり(おちょこ付き)カーク・ダグラスさん、103歳で死去 『悪人と美女』『OK牧場の決斗』など
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=5963221
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