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2019年12月29日15:18

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2019年映画ベスト5

今年はベスト10を選べるほど、新作公開映画を観ていない。どうしようかと思ったが、恒例としてやっているので、日本映画・洋画を一緒にしてベスト5だけ選んでおこう。

1、「ジョーカー」
 何を選ぼうかと思ったときに、今の時代をもっとも表している映画ということで、この作品。分断と格差がここまで進んだ現代の孤独。個人的なテロは暴動へと発展するほど人々の不満がマグマのように溜まっている。
2、「よこがお」
 不穏な空気を描くのがうまい深田晃司監督。『淵に立つ』の女性版ともいえる人間の不気味さ。
3、「真実」
 是枝裕和監督の虚構(マジック)と現実の境界にある「真実」の面白さを描いた成熟した映画。映画についての映画でもある。
4、「バーニング」
 存在の曖昧さ。韓国映画の幅の広さを感じる映画。村上春樹的世界観が別の味付けで楽しめる。
5、「ブルーアワーにぶっ飛ばす」
 テンポと勢いがある快作。夏帆がいい。新人監督ならではの初々しさに好感が持てる。

次点、「さよなら くちびる」
 まったく期待しないで見たら予想外に良かった塩田明彦監督。ロードムービーでMVで青春映画。好きなんです、こういう映画。

そのほか:「火口のふたり」、「旅のおわり世界のはじまり」、「ひとよ」、「運び屋」、「ROMA」、「バイス」などもあるが、それほど大差ないか。今年は驚くべき作品に出合えなかったともいえる。観ていない作品も多く、話題作の多くを見逃しているのが残念。
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