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2019年07月18日21:26
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《2019那須2》スーベニア、自然のスーベニア
那須高原N's YARDは奈良美智ファンにとっての桃源郷。
今、リビングで観ているMXテレビ。軽井沢千住博博物館での装いもまた、きっと千住博ファンにとっての光射す白亜の殿堂。『フランス人がときめいた日本の美術館』だそうだ。
日本人のおいらもときめいた。いつになったら行けるのか
（承前）
https:/
N's YARD〜奈良美智美術館の幸せはスーベニアショップにもある。
ポストカードや開館1周年記念バッジを買うとついてくる茶色の紙袋。
袋を閉じる丸いシールさえ可愛いので、いまだにポストカードを取り出せないでいる。
女子かっ。（←男子）
これが欲しいばかりに、展示室1周ごとに1枚づつポストカードを買って、袋を増やすマニアもいるだろう。（←知らない）
展示室は写真NGにつき、N'sマイベストがこの作品。
お腹が痛くて泣いている女の子がストレッチャーに乗せられて運ばれるシーン。
こんなもののどこが気に入ったのかと問われれば、内向きにしたつんつるてんの両足
これが彼女の苦痛のすべてを物語っていて、心から「がんばれ、こならちゃん」と激励したくなる。そんな一枚だった。
ワイフさんからはクリアファイル購入禁止令（ほかに、文庫本購入禁止、CD購入禁止などの規制を受けている）に逆らって、A5サイズのクリアファイルゲット
ワイフさんに断捨離されないように、どこかに隠しておこう
那須行きも目的はY's YARDだった。
残る時間を過ごすためにサーチしたネット情報から、その知識を仕入れた『アートビオトープ那須』。この存在を知ると怒涛の如く情報があふれてきた。
7月12日付、日経新聞朝刊。つまり3日前、ルーティンのように新聞を読みこなせば「早くおいでよ」と語り掛けてきたはずだ。
レンタカーのナビには「二期倶楽部」の文字。
この顛末も日経ビジネスのコラム・敗軍の将で出逢っている。
那須行きを前日の午後に決断したといい訳をすれば、アートビオトープ約束の地『水庭』の予約を忘れたまま、この日、那須塩原の駅にたつ。
どうにかなるだろ、とばかり先方へ連絡してみたら「定員15名は超過していますが、最後方でついてくるなら」と14時の入苑OKをゲット。
『水庭』への入苑は1日2回、11時と14時。
ところが、クルマの運転中に連絡が入り、こんなお知らせ。
「今日は入苑希望者が多いので特別に13時の回を作りました。今ならそれほど人もいませんので、こちらでどうですか？」
移動時間を想定すると13時入苑はベストタイミング。NOのわけがない（←YES）
まるでベネッセ（除く石橋おやじ）のようなホスピタリティで、さすがは二期倶楽部。腐っても潰れても鯛。スタッフすべてが誇り高い。
5分前に到着し、入苑時間までのひと時、中庭でいただくハーブウォーター。
まるで雑誌 Casa の表紙のようじゃないか。
ガイドさんに連れられておいらを含めた10人が初登頂の地『水庭』へ向かう。
ガイドさんは二期倶楽部のスタッフで、
「『水庭』は二期倶楽部従業員の駐車場だった」の寂し気に語ってくれた。
『水庭』★5．
栄光ゼミナールの騒動が起因となって、元祖リゾートホテル『二期倶楽部』本館を、結果的に星野リゾートへ奪われる。
それでも、本尊を失ったまま必死に立て直し、17部屋の滞在型ホテルは海外アーチストも喜んでやってくるという。
隣のぼた山に新しく滞在施設を作るために伐採した318本の木々を、無駄にすることなく、新鋭設計家・石上純也に委ねて4年の歳月をかけて完成したアートofビオトープ。
受付でいただいたガイドブックの表紙には、318本の木々、１つ１つの種類やサイズがデッサンされている。
東京ドーム1つ分の広大な造成地に立ち並ぶ木々は、どれも視線に重ならないようにデザインされ、その木々を縫って160の池が無造作に、それでいて意識的に並んでいる。
水庭へ向かう「玄関」は2ヶ所。
「おじゃまします」と声を掛けながら、完成してまだ1年。
成長途上のモスグリーンに並べられた石たちが、道なき道のレゾンデートル。
小さな池から醸し出される音や水紋は、一期一会の表情でおいらたち来訪者を迎えてくた。この感動は、写真なんかじゃ絶対に伝わらない。いわんや、mixi日記をや。
しばらくすると、この奥地に星野リゾートが手掛ける「新生二期倶楽部」が誕生する。
その導線途上にあるアートビオトープ那須、そして『水庭』の存在価値が高まるのか、それとも同じようなスタイルの屋外型インスタレーションが産まれ、この地の魅力を薄めていくのか。
熱海やトマムを再生した星野リゾートには、いまだに縁がない
（那須3 最終回につづく）
ミッフィーのお顔が背もたれに シンプルなのにこんなにかわいいミッフィーデザインのキッズチェアがやってくる
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今、リビングで観ているMXテレビ。軽井沢千住博博物館での装いもまた、きっと千住博ファンにとっての光射す白亜の殿堂。『フランス人がときめいた日本の美術館』だそうだ。
日本人のおいらもときめいた。いつになったら行けるのか
（承前）
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N's YARD〜奈良美智美術館の幸せはスーベニアショップにもある。
ポストカードや開館1周年記念バッジを買うとついてくる茶色の紙袋。
袋を閉じる丸いシールさえ可愛いので、いまだにポストカードを取り出せないでいる。
女子かっ。（←男子）
これが欲しいばかりに、展示室1周ごとに1枚づつポストカードを買って、袋を増やすマニアもいるだろう。（←知らない）
展示室は写真NGにつき、N'sマイベストがこの作品。
お腹が痛くて泣いている女の子がストレッチャーに乗せられて運ばれるシーン。
こんなもののどこが気に入ったのかと問われれば、内向きにしたつんつるてんの両足
これが彼女の苦痛のすべてを物語っていて、心から「がんばれ、こならちゃん」と激励したくなる。そんな一枚だった。
ワイフさんからはクリアファイル購入禁止令（ほかに、文庫本購入禁止、CD購入禁止などの規制を受けている）に逆らって、A5サイズのクリアファイルゲット
ワイフさんに断捨離されないように、どこかに隠しておこう
那須行きも目的はY's YARDだった。
残る時間を過ごすためにサーチしたネット情報から、その知識を仕入れた『アートビオトープ那須』。この存在を知ると怒涛の如く情報があふれてきた。
7月12日付、日経新聞朝刊。つまり3日前、ルーティンのように新聞を読みこなせば「早くおいでよ」と語り掛けてきたはずだ。
レンタカーのナビには「二期倶楽部」の文字。
この顛末も日経ビジネスのコラム・敗軍の将で出逢っている。
那須行きを前日の午後に決断したといい訳をすれば、アートビオトープ約束の地『水庭』の予約を忘れたまま、この日、那須塩原の駅にたつ。
どうにかなるだろ、とばかり先方へ連絡してみたら「定員15名は超過していますが、最後方でついてくるなら」と14時の入苑OKをゲット。
『水庭』への入苑は1日2回、11時と14時。
ところが、クルマの運転中に連絡が入り、こんなお知らせ。
「今日は入苑希望者が多いので特別に13時の回を作りました。今ならそれほど人もいませんので、こちらでどうですか？」
移動時間を想定すると13時入苑はベストタイミング。NOのわけがない（←YES）
まるでベネッセ（除く石橋おやじ）のようなホスピタリティで、さすがは二期倶楽部。腐っても潰れても鯛。スタッフすべてが誇り高い。
5分前に到着し、入苑時間までのひと時、中庭でいただくハーブウォーター。
まるで雑誌 Casa の表紙のようじゃないか。
ガイドさんに連れられておいらを含めた10人が初登頂の地『水庭』へ向かう。
ガイドさんは二期倶楽部のスタッフで、
「『水庭』は二期倶楽部従業員の駐車場だった」の寂し気に語ってくれた。
『水庭』★5．
栄光ゼミナールの騒動が起因となって、元祖リゾートホテル『二期倶楽部』本館を、結果的に星野リゾートへ奪われる。
それでも、本尊を失ったまま必死に立て直し、17部屋の滞在型ホテルは海外アーチストも喜んでやってくるという。
隣のぼた山に新しく滞在施設を作るために伐採した318本の木々を、無駄にすることなく、新鋭設計家・石上純也に委ねて4年の歳月をかけて完成したアートofビオトープ。
受付でいただいたガイドブックの表紙には、318本の木々、１つ１つの種類やサイズがデッサンされている。
東京ドーム1つ分の広大な造成地に立ち並ぶ木々は、どれも視線に重ならないようにデザインされ、その木々を縫って160の池が無造作に、それでいて意識的に並んでいる。
水庭へ向かう「玄関」は2ヶ所。
「おじゃまします」と声を掛けながら、完成してまだ1年。
成長途上のモスグリーンに並べられた石たちが、道なき道のレゾンデートル。
小さな池から醸し出される音や水紋は、一期一会の表情でおいらたち来訪者を迎えてくた。この感動は、写真なんかじゃ絶対に伝わらない。いわんや、mixi日記をや。
しばらくすると、この奥地に星野リゾートが手掛ける「新生二期倶楽部」が誕生する。
その導線途上にあるアートビオトープ那須、そして『水庭』の存在価値が高まるのか、それとも同じようなスタイルの屋外型インスタレーションが産まれ、この地の魅力を薄めていくのか。
熱海やトマムを再生した星野リゾートには、いまだに縁がない
（那須3 最終回につづく）
ミッフィーのお顔が背もたれに シンプルなのにこんなにかわいいミッフィーデザインのキッズチェアがやってくる
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