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2018年12月03日00:05

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境界で次の企画を、その6

 狭間に置くものは六話もあれば十分だろうと考えていたのだが、思えば、賽の河原のこと、三途の河原のこと、村境のこと、ニューハーフのこと、筆者がもっとも好きな場所、階段の踊り場のこと、体育館裏のこと、書きたいことは、まだまだ、たくさんあったというのに何も書けないうちに、六話が終わってしまった。いっそ、境界に思うこととして、これを企画にすべきか、と、そうも考えたが、やはり、今回は、時について書いてみたくなったので、それをはじめようかと思う。はじめるのではないかと思う。
 他に、もう止めようと思ったとき、と、そんなタイトルで、SМ業界から身を引こうと思った出来事について書きたい気持ちもあった。SМビデオメーカーを止めた。SМライターを止めた。SМ雑誌編集者を止めた。SМ風俗取材記者を止めた。ただのマニアを止めた。止めた理由はさまざまだが、どれにも、もう止めよう、と、そう決意させるところの事件があった。そんな筆者の極めて個人的は体験を書くことで、もしかしたら、SМという性がどのように変貌して来たのかが見えてくるかもしれない、と、そう思ったのだ。
 自分がどうした、と、そんな話は公共の場に書くべきではない、と、それが筆者の考えなのだが、今のSМ業界がどんなものだったのか、そして、どう変わって行ったのかについて考える手がかりになるのなら、そんな話を書くのも悪くないような気がしたのだ。
 SМとは関係ないし、止めた、と、そう言い切る、それほどでもないことで、二度と読みたくない、と、いうのがある。そんな書評を書いて行くのも面白そうだ。何度でも読みたい、そして、実際、何度も何度も繰り返し読んでいる小説というものがある一方で、もう、これだけは二度と読みたくない、そう思って捨ててしまう小説というのがある。最近は電子書籍なので、捨てられないのが残念ほどダメな小説というものがある。もちろん、反対もある。あまりにも見事過ぎて、もう、二度と読みたくない、と、そう思うものもある。どちらの小説も悪口として書評して行くのだ。これもやってみたかった。
 そういえば、以前から、何度も書く、書くと言って、そのままになっている企画があった。その都度、タイトルは変えているが、ようするに内容は、エロ業界で出会った男たちとの奇妙な体験について、それだけでは面白くないので、その男たちのモノの描写も含めて、その体験について書くという。タイトルは「彼らのモノが雄弁に語ったこと」というのでどうだろうか。
 いろいろと書きたいことはあるのだが、さて、この企画と企画の狭間の話は、六話で一度、終えるべきだと思うで、では、今回はやはり、時をテーマとして、二十四話、続けてみよう。
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