6月の11日から13日にかけて、UNIDOLの夏大会(8月23日)の関東予選が行われた。この予選には、各日とも13チームが参加し、そのうちの上位3チームが本戦に参加できる。なかなかの狭き門だ。
僕の母校からは、「さよならモラトリアム」(さよモラ)が11日に、「それからふくらむ可愛いほほを、」(それほほ)が12日に参戦するとのことであったので、両日とも「応援」に行ってきた。
「さよモラ」は過去に入賞経験もあり、新人戦では優勝をしたこともある実力派だ。しかし、上位2〜3チームが作る「壁」をなかなか超えられないでいる。
11日の場合、東洋大学の「Tomboy☆」(とむぼ)が、その「上位チーム」であり、僕の採点でも、「とむぼ」に次いで2位という感じであった。
ただ、枠外でF女学院の「はなたん」の演技は素晴らしいと思った。「はなたん」がどうして枠外かと言うと、このチームはメンバーが一人だったからだ。
UNIDOLは、チームでの演技を競うのが常識とされていて、同程度の演技であれば人数が多いほど(見栄えもして)有利であるとされてきた。それからすると、「はなたん」一人がとれだけキレイに踊っても、UNIDOLの中での上位入賞は難しいだろうと思われた。
結果。
Tomboy☆は堂々の総合1位!
審査員順位の一位は、文句のつけようがないだろう。
我が「さよモラ」は、総合2位。
観客順位は1位だったが、審査員順位は3位だった。
この結果に、リーダーの「まいちゃん」は憮然とした表情を見せた(笑)。
総合1位を目指していた彼女にとっては、2位も不本意であったのだろう。それ以上に、審査員順位の3位に納得がいかなかったのかも知れない。その「不本意」が、自分たちの実力に向けられたのか、それとも審査員に向けられていたのかは分からない・・・。
さすがに、表彰のときはスマイルしていたけれど(笑)。
予想外だったのは、「はなたん」が審査員順位で2位を獲り、総合3位となったことだ。
確かに、独特の世界を創った演出と演技であった。
演技がよければ一人でも本戦に出場できるというのは、これまでの通説を覆すものであったが、これは審査員たちの英断だったと思う。
というわけで、1日目は、波乱を含みながらも後輩たちが意地を見せてくれた競技会であった。
◆学生団体UNIDOL実行委員会
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◆さよならモラトリアム
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◆はなたん
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