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2017年09月13日19:20

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拉致問題

拉致の問題は、
二つの違う時代の流れる国に起こった。

もう朝鮮での生き方が身に付いて久しい。
ご家族には悪いが、
帰ってきても、すぐに日本の生活には適さないだろう。
ご家族にとって、また苦労の種になる。
オオカミ少年みたいな話だ。
しかし、
北朝鮮は、三十年前には戦争をしていた国だ。
拉致を悪とは考えてはいない。
日本は三十年前にはバブルか終わりだ。
だから違う時代の流れと言った。
確かな事は、日本で普通には生きていけない事だ。
北に残るなら、衝撃は緩和する。
しかし、真実の生き方とは違う。
朝鮮の見る日本人で生きたのだ。
私には、
北にありながら日本人と交流する環境が一番だとは思う。
しかしそれは、簡単にあるものではない。
夢の話だ。
拉致解決は、当人とご家族の心にある。
安心して、明るく生きていけるようにだ。
しかし、それがかなわない。
悲劇でしかない。
しかも私も含め、極東や国際情勢を見て、
小悪とする。
いや私だけかも知れない。
今、怨みや憎しみに満ちたこの情勢を、
平和へと向けたい。
そのために忍耐だと。
常々そう思ってきた。
怨みや憎しみが多く、そこに目を向けてきた。
だから私は拉致問題には言及しなかった。

環境だ。ご家族があり、ストレス少なく、
日本の生活に慣れる事。
そしてそれはとてつもなく長く忍耐を要する。
そうして何十年か経って初めて、
悲劇から立ち直ったと言える。

私は思う。
忍耐はすべきだ。
しかし言うべきだと思う。
相手の言い分も聞き、こちらの言い分も言う。
そして忍耐すべきだと。
まぁ押忍の心だ。
今さらこんな事を言い出しても何がどうなる訳ではないが。
経験的に、帰れば解決ではなく、
新たな苦労が待つという。
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