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2017年03月29日17:42

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アブ街あの頃(その7)

 街とSМ風俗の特徴とSМのあった街の今を、平行してい書くつもりが、レポートばかりが先行してしまったので、しばらく、かつてのSМ風俗と街の特徴について考えてみたい。
 まず、SМと言えば六本木だった。筆者がSМの世界に入って来た頃には、まだ、あのSМホテルは存在していなかった。それでもSМクラブは六本木に多く存在した。では、どうして六本木だったのか。
 それは赤坂、丸の内に勤務している人たちの密かな遊びとしてSМがあったからなのだろう。
 これが地方都市だと事情は違ってくる。勤務地の近くで密かに、と、それが不可能だからなのだ。しかし、六本木なら飲み屋も遊び場もレストランも多く、どこにいても、あるいは、どこのビルに入っても怪しくもなかったのだ。
 そうした伝統があったからだろうか。六本木のSМクラブは高級というイメージが最後まで残っていた。ゆえに、六本木はどこかから女王様の聖地にもなる。おそらく、女王様は稼ぎよりもイメージを大切にしていたからなのだろう。
 もともとはマニアしかいないSМ業界だったが、途中からはプロの世界となった。いわゆる単純に稼げるからという理由でSМを選ぶ業者や風俗嬢たちが多くなるわけだが、そんな中でも六本木は最後までマニアがその風俗を支え続けていた。
 しかし、それがゆえに、本格的なSМを嫌うところのマニアたちは、別の街を求めるようになる。
 六本木と対照的だったのが、新大久保のSМ風俗だ。次回はその新大久保について書くことにしよう。
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