久米島最終日の朝、やってきたのは「藻類農園FARMO(ファーモ)」です。
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昨年、2025年4月にオープンしたばかりの新しい施設です。
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運営はロート製薬グループの株式会社ロート・F・沖縄。
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藻類の研究・生産・加工、さらに観光サービスまでを一体化した、日本初の「藻類農園」だそうです。
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中に入ると、まず目につくのが大量のパイプ。
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これは「フォトバイオリアクター(光生物反応器)」と呼ばれる藻類の培養装置です。
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微細藻類を含む培養液をパイプの中で循環させ、温室に差し込む太陽光で光合成させています。
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そして、この施設が久米島に造られた大きな理由の一つが、海洋深層水。
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久米島では、沖合約2.3km、水深612mから、約9℃の海洋深層水を汲み上げています。
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取水能力は1日13,000トン。国内最大です。
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海洋深層水には、
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・年間を通して低温で安定している
・表層水と比べて清浄性が高い
・窒素やリンなどの無機栄養塩が豊富
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という特徴があります。
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なるほど、藻類の研究をするには面白い特性の水なわけです。
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ここでは藻類を、
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・食品、機能性食品
・DHA・EPAなどの機能性素材
・化粧品、スキンケア素材
・水産養殖用の餌料、家畜飼料
・農業資材
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などへ利用するための研究・開発が行われています。
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久米島の海洋深層水は、車エビの養殖などにも利用されています。
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今回の久米島旅では、
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グスクなどの過去の遺跡を見て、
久米島紬という現在に続く伝統文化を見て、
そして最後には、藻類と海洋深層水を利用した未来の研究を見る。
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同じ小さな島の中に、過去と現在と未来がある。
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久米島って、ほんと面白い島だなと思います。
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ここでは産学連携も行われており、研究所やカフェも併設されています。
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そのお話は、また次回。
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