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2026年08月22日18:44

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『石川啄木の歌碑』

先日、小樽の三角市場に行ったら、石川啄木の歌碑がありました。
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子を負ひて
雪の吹き入る停車場に
われ見送りし妻の眉かな
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「子どもを背負って、雪の吹き込む停車場まで私を見送りに来てくれた妻。その妻の眉が忘れられない」
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そんな歌です。
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1907年(明治40年)9月、啄木は「小樽日報」の記者として小樽に住み始めました。
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啄木の姉の夫、山本千三郎が「中央小樽駅」、現在の小樽駅の駅長さんで、その官舎が現在の三角市場付近にあり、啄木一家も当初そこに住まわせてもらっていたそうです。
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しかし「小樽日報」は社内の争いがあり、啄木はわずか数か月で退社。
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1908年(明治41年)1月19日、家族を小樽に残し、釧路へ向かうことになりました。
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それで妻・節子は、娘の京子を背負って啄木を見送りに来ました。
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1月の小樽です。
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めちゃ寒いです。雪の中です。
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ところが、同行する人が遅れてきたため、啄木は予定していた午前9時の列車に乗り遅れてしまいます。
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待ちぼうけ……。
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妻と娘は、先に帰ることになりました。
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啄木の日記にも、妻が京子を背負って見送りに来たものの、列車に乗り遅れたため「妻は空しく帰つて行つた」とあります。
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奥さんが啄木を見送りに来たのだけれど、結局、啄木が帰っていく奥さんを見送ることになった……(^_^;)。
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これから夫は一人で釧路へ行き、自分たちは小樽に残る。
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その時の妻の不安や寂しさなど、いろいろな感情が表情に出ていたのでしょうね。
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その表情の中でも、啄木には「眉」が強く印象に残った。
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そんな情景を想像すると、この歌が急に生々しく感じられます。
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この辺に住んでいて、ここから小樽駅へ向かった。
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それで、ここに歌碑があるわけですね。
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小樽市内には、他にも啄木の歌碑があります。
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興味のある人は、回ってみてね(^-^)v
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