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2026年08月22日09:04

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『民謡「木綿花節(むみんばなぶし)」の歌碑』(2026/05/20)

具志川城跡から帰る途中、道路沿いに歌碑を見つけました。
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「木綿花節」
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木綿花作て 木綿かせかきて
布美く織らば 里前手巾
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と刻まれています。
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「木綿を育て、糸にして綛に掛け、美しい布を織って、愛しいあの人に手巾を贈りたい」
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という意味です。
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素朴な恋の歌のように見えて、よく考えると奥が深い。
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1)木綿を育てる
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2)木綿から糸を作り、機織りの準備をする
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3)機で布を織る
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4)布から手巾を作る
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5)それを愛する人に贈る
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栽培から機織り、そして大切な人への贈り物まで、一首の中に全部入っています。
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久米島紬は絹ですが、この歌では木綿なんですね。
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そして、この歌そのもの以上に僕が驚いたのが、久米島の暮らしの多彩さ。
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歴史をたどれば、養蚕をし、木綿を育て、麦や米も作ってきた。
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そこに漁業があり、海を越えた交易もありました。
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現代では、海洋深層水開発の拠点、車エビ養殖日本一、有名な泡盛の生産。
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僕が漠然と持っていた「南の島=観光」というイメージとは随分違います。
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小さな島なのに、なんて多様で豊かな暮らしなのだろうと。
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「木綿花節」は現在も久米島に伝わる大切な歌で、小・中学生の課題曲にも採用されているそうです。
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昔の暮らしと歌を、今の世代へつないでいく。
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久米島の大切な文化を守る歌碑なのですね。
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