北野天満宮、絵馬所。
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絵馬所や絵馬堂は、大きな特別に奉納された絵馬が収められている場所です。
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北野天満宮の絵馬所は元禄の大修繕工事(元禄13年(1700)〜14年(1701))の時に作られたもので、記録に残る絵馬所としては日本最古のものです。
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八坂さんの絵馬堂も相当に古いですが、建物自体は少し後の時代のものということのなるのでしょうね。
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北野天満宮の大絵馬のほとんどは建物内の屋根の裏側に掲げられておりますが、ひときわ目立つのが、写真1枚目、表に掲げられてある大絵馬。
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男の人二人、船に大波が描かれております。1747年作。
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この絵の色白の若者が主人公で名前は「阿新」(くまわか)。
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南北朝時代の人物で、詳しいいきさつははぶきますが、父の敵討ちをします。 しかし仇は不在で、その息子本間三郎を討ち取ります。
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「阿新」(くまわか)は追われて逃げ、湊(みなと)へ向かう途中で山伏と出会います。
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一緒に湊(みなと)に着くと、一艘の船が湊(みなと)を既に出たところでした。
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それを山伏が法力で風を起こし、船を湊(みなと)に引き戻します。
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そして、その船に乗って無事に逃げおおせます。
のちに日野邦光(国光)と名乗り、父と同じく後醍醐天皇に仕えました。
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その場面を描いた絵馬です。
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「太平記」などに出てくる物語で、謡曲(ようきょく)、能の「壇風」(だんぷう)にもなっており(名前は変えて登場します)、江戸時代の人達には今よりよほど知られた物語だったのでしょう。
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講談や歌舞伎にならないかな。 歌舞伎で見たい……能ももちろん見たい。
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写真2枚目は、室町時代から伝わる、藤原公任が選んだ平安時代の代表的和歌の名人36人の肖像画と彼らの詠んだ和歌を組み合わせた絵額「三十六歌仙画額」(さんじゅうろっかせんががく)です。
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これは平成の大修繕が終わり「北野天満宮大萬燈祭記念」を行った時に「西陣織物工業組合」が奉納したもので、かなり新しい「三十六歌仙画額」です。
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寺社の再建や修復を記念して「新しく三十六歌仙額を神仏に奉納する」という習慣は、室町時代頃から今日に続く伝統だそうです。
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北野天満宮に来たらぜひ見てください。
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ちなみに写真撮影禁止のマークが写真に写っていますが、これは撮影禁止ではなく、ここでのグループ撮影、集合写真撮影禁止と書かれております。
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団体さんや修学旅行生などが集まりやすい広い空間ですが、他の方々に迷惑なので、他の場所でお願いしますということです。
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撮影自体はOKです。 もちろん人に迷惑をかけないようにね。
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