mixiユーザー(id:10930865)

2026年06月22日18:23

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『交易と富を押さえた者、戦国の世を制す』(2026/05/18)

久米島には有名な城(グスク)が複数ありますが、この伊敷索城跡(チナハじょうあと)はその中では、ややマイナーな方です。
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理由は、眺望で一気に魅せるタイプではないということだと思います。
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しかし、久米島の歴史を語る上では、最重要の城(ぐすく)です。
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兼城湾の奥、白瀬川の断崖上にあるこのグスクこそが、久米島の交易上の要衝でした。
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伊敷索按司(チナハあじ)は、このグスクを拠点とし、宇江城を長男に、具志川城を次男に、登武那覇城を三男に守らせたと伝えられています。
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そしてのちに、尚真王の王府軍に攻められて滅ぶまで、一族で久米島を支配したとされます。
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島内でのこのグスクの位置を見れば、その重要性が理解できます。
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交易拠点なだけに、城内には中国陶磁器なども出土しており、近くには白瀬川河口、唐船池と呼ばれる停泊地、兼城泊という港があります。
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港と交易を押さえた者が、島の富と力を握る。
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伊敷索城跡は、まさに久米島中世史上の重要拠点だったのでしょう。
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派手な観光地ではありませんが、久米島の歴史に想いを馳せるには、ぜひ訪れておきたいグスクです。
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2024年に大雨で石垣の一部が崩落し、崩れた崖のようになっております。
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それで、その一帯には立ち入り禁止のロープが張られておりますが、この個所は本当に危険ですので近づかないようにした方がよいです。
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しかし、本当に当時のグスクらしく、白瀬川の断崖を見下ろせるのはこの場所なので、将来的に修復が進むことを願います。
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