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2024年10月20日12:01

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熊野古道への旅2

今年は身近で多くの人が亡くなった。3月に母が90歳で亡くなり、その翌月の4月に甥が31歳で短い生涯を閉じた。ショックだった。さらに5月には母の葬儀にも来てくれた従兄弟が56歳で突然死した。驚いた。そして8月に和歌山に住む妻の叔母が亡くなったのだ。1年間のうちにこれだけ多くの身近な人たちが旅立って行ってしまった。そういう不幸が重なる年なのかもしれない。

熊野は古代から「黄泉の国の入り口」とも言われている森だ。今回の熊野の旅は、そういう亡くなった人たちとの旅でもあった。妻は優しくしてくれた叔母さんのことをずっと考えていたという。

熊野では、森に神々が棲み、石や岩、川や滝、そしてご神木もいろんな場所で祀られている。自然のあらゆるところに神々が宿り、畏敬の念とともに接している。
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旅の最後に寄ったのが、熊野灘近くにあった「花の窟」。窟座(いわくら)がご神体でこの場所も迫力があった。巨大な岩から聖なる綱がかけられており、人々が花を供えて神を祀ったことから、「花の窟」と呼ばれることになったらしい。

夫のイザナギノミコトとともに「国産み」「神産み」をした母神イザナミノミコトは、火の神を産んだ際に火傷で亡くなり、黄泉の国へと旅立つが、諦めきれない夫が黄泉の国まで追いかけていったとのエピソードから、花の窟神社には「黄泉への入口」があると信じられているそうだ。
神々の母イザナミノミコトはここに葬られていて、日本最古の神社と言われている場所だ。
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穢れを祓い、生きていながら「よみがえる」「新たな自分に生まれ変わる」ことが出来たかどうかは分からないが、これまでの仕事にひとつの区切りを迎えた今年は、新たな人生を踏み出すための一歩の旅にしなければいけないと思っている。
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あ、それから熊野の山の中にあった川湯温泉はよかったです。露天風呂が川沿いにあり、川のそばで源泉が湧き出ていて、露天風呂からそのまま浅瀬の川にも入れます。静かで透き通った綺麗な川でした。露天風呂は混浴で、浴衣や水着のようなものを着るようになっています。
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