mixiユーザー(id:3912568)

2025年07月26日22:11

80 view

夏ドラマ「しあわせな結婚」〜松たか子から目が離せない! 

夏ドラまで一番の期待作だった大石静脚本の『しあわせな結婚』(テレビ朝日)が初回から面白さ全開で期待以上の出来だ。もう謎の女、松たか子から目が離せない。阿部サダヲと初めて出会ったエレベーターでの後ろ姿、そしていきなり紙袋を渡し、病院の窓から見つめる阿部サダヲが「振り返れ」と念じると振り返った俯瞰ショット、そして「迎えに来ました」と退院する阿部サダヲを病院前で待ち受け、いきなり「家に来ませんか?」と言う向かい合わせの2ショットの展開。さらにクロワッサンをバリバリと食べ散らかし、奇妙な寝相と「股関節がちょっと」とヘンな仕草を連発。さらに第2話では、妻のかつての事件をめぐってサスペンス展開を強め、阿部サダヲが帰ってきた居間で、まずは大きなハサミを持って出迎え、撥ねた髪を切りたいと言い出し、さらに別の日には原宿の竹下通りで安く素敵なワンピースを買ってきたとにこやかに話してたかと思うと、「わたしのこと、人殺しだと思ってない?」と直球で問いかけてくる。その何を考えているのか分らない感じと表情の変化の見事さ。住宅街の坂道を降りてくる松たか子を見ているだけで、今後どんなことをしでかすのか?と気になってしまう。もう、松たか子の芝居を見ているだけで楽しくなるドラマだ。寝室で背中合わせで寝る夫婦の関係に、この夏ドラマで一番注目していきたい。

NHKドラマは相変わらず安定した面白さだ。映画『テルマ&ルイーズ』を意識して作られたと思われる『照子と瑠衣』は、井上荒野原作で、大久明子が脚本・演出だ。サンダーバードのテーマ曲や西部劇の効果音を入れたり、随所に遊び心ある演出で楽しませてくれている。映画のような激しい犯罪事件は起きず、夫の横暴さに耐えてきた専業主婦の照子(風吹ジュン)のささやかな犯罪とその共犯者にさせられてしまった瑠衣(夏木マリ)との女二人の友情物語だ。二人の日常からの脱出旅はどこへ向かうのか?最後まで見届けたい。

NHKドラマで綾瀬はるかのコメディエンヌぶりが際立つ『ひとりでしにたい』も楽しませてくれている。孤独死、熟年離婚、離婚後の専業主婦の経済問題、オシ活、終活、女性一人が生きていくための世間の偏見など、現代の社会問題を取り上げながらコメディとして楽しい作りになっている。こちらも綾瀬はるかの奮闘ぶりに注目だ。

民放でのその他ドラマでは、足立紳脚本のいつもながらのダメ夫と怒りモード全開の妻との夫婦バトルが描かれている『こんばんは、朝山家です。』(朝日放送)が笑える。中村アンの怒りがストレートにこちらに響いてくるのは、誰もがダメ夫的要素を持っているためか・・・。小澤征悦のダメ夫ぶりに共感こそしないものの、そこまで怒らなくても・・・なんて思ってしまいつつ、こちらの夫婦の成り行きも注目したい。

珍しくダメ男ぶりを演じている斎藤工と天才少女役の永尾柚乃コンビが楽しい『誘拐の日』(テレビ朝日)も飽きずに見られるドラマだ。この夏はテレビ朝日系が頑張っている印象だ。面白い脚本にキャスティングがズバリ嵌まるとテレビドラマは面白い。

学園青春ドラマの王道とも言える『ちはやふるーめぐりー』(日テレ)は、當真あみ、上白石萌音らが頑張っている。

その他、『しあわせな結婚』と宮沢賢治ネタがダブっている『僕たちはまだその星の校則を知らない』(フジ)、『愛の、がっこう。』(フジ)、『19番目のカルテ』(TBS)、『明日はもっといい日になる』(フジ)あたりを見ているのだが、続くかどうか微妙なところだ。
1 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年07月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031