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2022年01月28日21:29

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残り続ける兄のブログ

濃厚接触者として自宅待機の日々。暇に任せてネットをあれこれ探索し、久々に兄貴のブログを見つけて読んだ。

去年の夏に64歳で亡くなった兄だ。私とは3つ違い。彼にとっては2007年で時が止まっていた。映画、文学、舞踏、政治的な発言も多い。圧倒的な読書量、知識量で私は叶わなかった。

彼はずっと「運動」に携わっていた。学生時代の成田闘争。マガジンハウスの編集者になってからも、「個人情報保護法案拒否!共同アピールの会」にも参加していたし、「共謀罪に反対する表現者たちの会」という、フリーランスのライターたちによる表現規制への反対運動にも参加していた。共謀罪が制定された後の近未来社会を描く自主映画にも出ている。今もYoutubeで見ることが出来るその映像は、笑ってしまうほど演技がへたくそだ。スキンヘッドに髭とサングラス。ヤクザの親分を演じているのだが、セリフをしゃべらなければいいのに、しゃべるとまったく迫力がない。笑ってしまう。

こうやって、ネットにはいつまでも映像も文章も残り続ける。彼が仕事で編集した本が残っているのは、彼のちゃんとした仕事だからまだいい。ネットに書き散らした文章が、こんな風に死んだ後までも残っていると、彼は想像しただろうか。なんだか不思議な思いで読んだ。

http://blog.livedoor.jp/planet_knsd/
https://nancle.exblog.jp/

また兄の友人が、兄の訃報を知って書いた文章も見つけた。兄のことが書いてある。勝手ながら、ここに貼り付けさせてもらう。兄のことをこんな風に思ってくれていたのが、なんだか嬉しかった。
https://air.ap.teacup.com/taroimo/1993.html
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