名和駅の隣の駅が御来屋駅。
難読駅名だが、「みくりや」と読む。
この地は隠岐から脱出した後醍醐天皇がたどり着いた地。
おそらくその由来と関係する地名なのだろう。
御来屋駅は明治35年(1902年)の開業以来の駅舎が健在。
1902年と言えば、日露戦争前からの駅舎で、ここまで古い駅舎が残っているのは全国でも何か所だろう。
有形文化財に指定されている。
現在は駅は無人駅だが、地元の農産物販売所として使われている。
きっぷ売り場、荷物預かり所、改札口のみならず、当時の時刻表なども提示されており、映画のロケでも使えそうだ。
駅前は国道だが、旧名和町の中心。
1日の利用者は約150人ほど。
町役場を中心に宿場町のような街並みがあり、後醍醐天皇がこの地にたどり着いたことの記念碑もある。
駅構内は旧国鉄型の2面3線の駅
11時57分、倉吉行の単行列車が到着。
乗車、下車客ともほとんどいなかった。
この駅のあと名和から大山へ向かった。
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