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日記一覧
- 都築響一さんトークショー
- 2016年09月20日12:05
二年ぶりに「The Tokyo Art Book Fair」に赴いた。毎年この時期に神宮の京都造形芸術大学で開催されているイベントである。特にアートに造詣が深いわけではないが、ときどきこういう刺激を受けたくなる。 数日前に行くと決めてから、さあ何かイベントはあ
- 本日の東京ドーム
- 2016年09月15日19:19
夏から秋にかけて、仕事で神保町周辺を歩くことがある。 今日は後楽園駅から東京ドームをぐるっと半周して神保町に抜けるコースで行ったのだが、東京ドーム周辺が騒然としているのでピンときた。何かしら大きなイベントがあるのだ。 客の９５パーセント以
- 久しぶりの夢
- 2016年09月09日13:05
なんだか最近は眠りが浅く、深夜に目覚めてそのまま朝まで眠れないこともある。 そういうことと関係があるのかどうか知らないが、夢をまったく見なくなっていた。 それが、応援している広島カープの優勝マジックが１になったニュースを見たからなのか、久
- 永平寺
- 2016年09月06日12:18
一度やってみたかった宿坊体験。妻と二人で福井県の永平寺に行って実現した。 東京駅から東海道新幹線に二時間ほど乗り、米原で北陸本線に乗り換えて一時間ほど揺られ、ようやく福井に着く。飛行機なら沖縄まで行ける所要時間である。 曹洞宗の大本山と
- アマゾンとマスター
- 2016年09月03日12:15
先日、アマゾンで「村上春樹ハイブリット」という絶版の編・訳本を購入した。最近まで知らなかったのだが、付録のCDでは『本当の戦争の話をしよう』の朗読を著者のティム・オブライエン自身がやっているのだ。こんな貴重な本はぜひ手元に置いておきたい。ア
- カレーライス
- 2016年09月02日21:47
この十日間でカレーライスを六回食べた。モジョやC&Cや自宅やグランドハイアット東京で食べたのだが、それぞれ美味しくまったく飽きない。むしろこんな日々が続けばいいのにとすら思う。もし人生で一品しか選べないとしたら、迷うことなくカレーライスを選
- ぶどうの丘
- 2016年08月29日15:27
日曜日の朝七時に出発。台風の天気予報に臆することなく強行したのだが、少なくともぼくと妻がいるあいだ、勝沼は晴天だった。日ごろの行いが良いのかな。 入間インターから高速道路に乗り、途中の談合坂サービスエリアで朝食を食べ、勝沼へ。二年半ぶりの
- Ray Soul
- 2016年08月22日12:08
（昨日の続きです） ソラバルはすばらしかった。数件飲み歩いて帰るつもりだったのだが、最後にグッとくるライブを観られたからだ。 五百円のワンコインばかりで四件まわった。「東家」でもつ煮込みとビール、「サムライ」でローストビーフとグラスワイン、
- サンシャイン水族館
- 2016年08月21日16:12
水族館や動物園はけっこう好きなのだが、行く機会はあまりない。というか、正確には、積極的に機会を作ろうとしていない。ほかにすべきことがたくさんあって、優先順位が低いからだ。 しかし今日のように台風のせいで天候が不安定だとやれることが限られる
- スナックえりりん2016
- 2016年08月15日08:11
モジョの恒例イベント「スナックえりりん」、今年のテーマは「90年代の洋楽」。日程とテーマが決まったとき、えり子さんからじきじきに「DJをお願いします」とメールをいただいた。 去年のテーマが「ジェンダー」だったことを考えれば数段ラクだ。すぐに快
- インパクト
- 2016年08月09日12:13
アメリカ人が書いたイチローのプレーぶりを讃える文章に「彼の記録によってかつての偉大なプレーヤーたちが掘り起こされる」とか「攻走守という、クラシックなベースボールを彷彿させる」という表現をこれまで何度も目にしてきた。じっさい、2001年にイチロ
- 善光寺と草津と軽井沢
- 2016年08月08日12:15
土曜日の朝七時に出発し、まずは長野の善光寺に向かう。神社仏閣めぐりは一年前の伊勢神宮以来だ。関越自動車道と上信越自動車道を乗り継ぎ、約三時間で到着。参拝し、周辺を散策し、「藤木庵」で美味しい蕎麦を食べた。 （三種類のたれ：左からクルミ、
- パルコ劇場
- 2016年08月02日13:09
パルコ劇場が建て替えのため八月七日をもって一時休業する。 ぼくの演劇体験はパルコ劇場抜きには語れない。1995年の『君となら』（作、三谷幸喜さん）を皮切りに、手帳の記録に残っているだけでも以下の舞台を鑑賞している。『ウーマン・イン・ブラック』
- 一件落着
- 2016年07月13日14:09
この一年、文京区の真砂中央図書館が改装工事で休館していたため、仮事務室に通っていた。それは後楽園にある文京シビックセンターの二十階にあった。 役所の一部を使った仮事務所のせいか、午後五時で閉まってしまう。会社帰りに立ち寄るということができ
- 春風亭六輔さん
- 2016年07月12日12:12
二十年ほど前、池袋の芸術劇場に春風亭昇太さん出演の落語会に行った。その会は永六輔さんが春風亭柳昇師匠に弟子入りしたお披露目会だった。司会は立川藤志楼こと高田文夫さん。 以下は昇太さんが話した弟子入りの経緯。「どうやら永六輔さんが“三遊亭”
- モジョ12周年を飾るライブ
- 2016年07月11日13:20
昨日でモジョは満12歳。ぼくはかよいはじめて六年が経つ。半分。 マメなぼくはプチ家計簿をつけているので何回行ったか記録をたどれる。 六年トータルで374回、この一年では46回行った。六年間の平均としては週に一回以上かよっていることになるので上々
- 追悼、アッバス・キアロスタミ監督
- 2016年07月05日18:38
ぼくの心の中にある「この人の作品ならぜったい観たいと思える監督リスト」の一人であるイランの巨匠が亡くなった。76歳、がんで闘病生活を続けていたらしい。 最初はかれこれ二十年前の1996年10月20日、NHK「アジア映画劇場」で観た『オリーブの林をぬけ
- ちひろ美術館
- 2016年07月04日12:16
かれこれ高校生のころからいつか行ってみようと思っていたちひろ美術館についに行った（ぼくの母校とちひろ美術館は四駅しか離れていない）。こういうのは何かきっかけが必要で、それは例によって村上春樹さん関係だった。 現在、「村上春樹とイラストレー
- 三谷さんの舞台、奇跡のDVD化
- 2016年07月01日11:39
二十年以上前の三谷幸喜さんの舞台三作がDVD化された。『ラヂオの時間』『ショウ・マスト ・ゴー・オン〜幕を降ろすな』『東京サンシャインボーイズの罠』。ネットでそれを知ったとき、鳥肌が立った。『罠』。ぼくが初めて観た三谷さんの舞台。一夜にして心
- ラカグ
- 2016年06月27日11:37
神楽坂にあるラカグという雑貨屋はかつて新潮社の倉庫だったところ。昨年、村上春樹さんのサイト「村上さんのところ」で知って、いつか行こうと思っていた。 飯田橋のカナルカフェでランチを取ってからてくてくと坂を登ったり下ったりして行った。ちょうど
- ギックリ腰
- 2016年06月19日18:06
昨日、洗濯物を干しているときに腰にグキッと違和感が走った。ぼくは腰痛歴二十年を超えるベテランなのだから、そこで自覚して安静にすれば大事には至らなかったと思う。しかし掃除の途中だったし、雑草に除草剤をまかなきゃならなかったので、全部終えるま
- 別のリーグの話
- 2016年06月17日08:18
イチローの日米通算安打の新記録について、「日本では号外が出るほど盛り上がっているけど、アメリカではそうでもない」 という傾向があるようだ。 ぼくはイチローが記者会見で言っていたのと同様、特にどうということもない。いつものようにヒットを打て
- 今シーズン二度目の西武ドーム
- 2016年06月13日12:28
午前中は図書館で趣味の調べ物、午後はビールを飲みながら野球観戦なんて、実に小確幸である。もう勝ち負けなんてどうでも良い気になってくる。 だからというわけではないのだが、六回終了時点で帰ってしまった。 ぼくは中学のときに球場に出かけるように
- ルノワール展
- 2016年06月04日17:09
ルノワール展を観に行った。国立新美術館は新しいだけあって、空間のとり方がいい意味で非効率的だ。建物自体が巨大なオブジェのようで楽しい。 展示物では、ポスターにも使われている代表作「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」が素晴らしいのは当
- ぼくの昇太さん体験�◆曾嬋�亭昇太さんの芸術祭大賞を祝う会
- 2016年06月03日07:28
平成十二年秋、昇太さんは十月三十一日の「春風亭昇太独演会〜古典とわたし2000」の舞台で文化庁芸術祭大賞の栄冠に輝いた。 ぼくはその舞台を観たのだが（たしか新宿のサザンシアターだった）、客席には業界人っぽい人や昇太さんの友人がいつもよりたくさ
- ぼくの昇太さん体験� 綜壱�
- 2016年06月02日08:12
「笑点」の司会に抜擢されたことで時の人のように扱われているが、ここらでぼくの昇太さん体験を書いておこうと思う。そんなもの書く意味があるのかと問われれば、ないとしか言いようがない。ただ、書くなら今がベストかなと思っただけである。長くなるので二
- ウルトラマンファンへの朗報
- 2016年06月01日07:58
このあいだの日曜夜１０時５０分ぐらい、何気なくテレビのチャンネルをリモコンでパラパラと動かしていた手が止まった。見まごうはずのない「ウルトラマン」が放送されていたのだ。 一瞬にして血圧が上がった。DVDを買ったりするつもりはないが、無料で観
- 『猿の惑星』な夢
- 2016年05月25日22:47
主人公のチャールトン・ヘストンになった気分だった。 ぼくは円柱の陰に隠れている。反対側では猿たちが人間を捉える作戦会議をしている。ぼくは恐怖で微動だにできない。 ただそれだけ夢なのだが、本当にこわかった。 ちなみにぼくは1960年代後半から19
- 柴田元幸氏とミルハウザー氏
- 2016年05月23日12:23
最初に柴田元幸さんを意識したのは十年ほどまえ。『翻訳夜話』という村上春樹さんとの共著を読んだときである。それからは、熱心にというわけではないが、柴田さんの訳本や責任編集を務めるMONKEYという雑誌を手に取るようになった。それがボディブローのよ
