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日記一覧

『チョコレートパヘ』
2013年06月30日13:40

「チョコレートパヘみたいなの買ってきてー」 パヘみたいなのってパフェ?パフェってアイスクリームみたいなの? 「アイスクリームにケーキが入ったみたいなのー」 コーヒーパフェみたいなのでもいい? 「コーヒーパヘみたいなのでもいー」オッケー!行って来まーす

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『違いの分かる奴』
2013年06月28日19:19

Shock!ああ、音で分かる な、違うだろあ?分からない?Shock! これがお前で、Shock!な、これが俺あ?分からない?Shock!!−−−−−*詩?でも、良く意味が分かる人は 違いの分かる奴でしょう。

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『ヒトの傲慢』
2013年06月28日12:43

ヒトの存在は0に数えられる地球を生命体と考えるならその健康にすらヒトは関与出来ない優しいとか、救うとか、言ってるそばで、地球はイビキをかいて、咳をする咳止めを飲んで、みるか

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『点』
2013年06月26日17:33

溶けてみる 水になって土のつぶの隙間から入り込むなぜ降りていくのか忘れてしまうほど小さくバラバラになって光は白になって、 うすくなって、黒くなって音は高くなって、細くなって、消えていく 匂いはない味もない ただ、小さく、 小さく零になる前の、ほ

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バッハ作曲、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第二番の終曲『シャコンヌ』のイメージを題材にしている。時系列、1、二節[春] 男女の出会い。男は並木道を歩いていて、彼にとっての運命の女性に出会う。2、三節[夏] 男はヴァイオリン弾き(ラストでは独りで弾

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短歌
2013年06月19日22:51

しとしとと ふれる小雨を よけたるも のきをつたいて はなつらに落つ

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『淀み』
2013年06月19日00:30

タバコの煙が目にしみる車の窓を開けると、散乱した紙屑が小動物のように音をたてている 心が欲する静けさに対する外界の騒がしさ淀む風が駐車場のすみで 吐き捨てられた刹那のくずを取り込む列車はきしむ音をたてながら つかの間の安堵に向けて スーツ姿を送

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『游月』
2013年06月18日20:59

王宮にこもった灼熱の帝王を慕い従順なさやけさをもって応える影黒い絹を従え宵にあらわれては空に叢がる泥を転々とかわしてゆく地上のすみずみに向ける視線と あらゆる生物の向ける視線が冷めてゆく空の境目であわさる鎮まる気配に足音もたてず湿った風をま

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『備蓄削減政策』13/04/14
2013年06月18日19:20

官僚たちは備蓄を増大させ、前線を拡大させる努力を惜しまない。 美という名のもとに集う閣僚たちは、やがて訪れる強国との連合に乗り遅れないために、自国を売り込む種々の戦略を講じながら、世界情勢を鑑み、前線の早期撤退を命ずるが、官僚の根強い力に阻

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『蝉』13/03/29
2013年06月17日21:55

大きな家の回廊を小さないとこ達が走り回っているあの子達はちょっと前の僕らちょっと後の僕らは二階で何をしているのか知らないだいぶ後の僕らは居間で高校野球 毎年高校野球夏はいつも同じリズムに蝉の声が被さる 慌ただしいおばちゃんの声が 「スイカば食

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『風のうつろい』
2013年06月17日19:22

春が花を散らしてさよならすると梅雨雲はうつ向いて手を降りその拳をにぎりしめれば入道の吐息吹く夏が来る

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『、おもい』13/04/16
2013年06月17日11:44

くらいくらい、黒いくらい、くらいおもいおもい、潰れておもい、おもいふかいふかい、ふかいふかい、ふかい夜明けのきたいが重い、くらい光に満ちるまえに隠れるちいさく体はしぼんでバラバラの固まりのみ込まれてしずんで水の底先はくらくてまぶしくて、みえ

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『私と「私」』
2013年06月16日18:32

私は今、私の左手の人さし指をうごかそうと試みている。私が私だと思うものは、本当に「私」というものなのだろうか。皮膚に囲まれた私の体をもって、「私」と言いたいところだが、内臓は私のいうことをきかない。「私」と内臓との間に「なにものか」が存在す

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宇宙は巨大な想像上の空間であるかもしれない生物が息をしている間今を続けようとする時に体をめぐる液体が欲しがる場所は、既にそこにあるこぼれるとみせかけて垂れ下がり地に着いて前へ倒れかかる次次次と垂れて歩き出す空にはみ出したものは落ちまいと密度

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細かい事はどうでもよくて自分の事はにのつぎであの人のことが気になってその人のことも気になって自分は小さくってもひとが大きくなればいい自分がただのばかだったらいい気にもされない奴だったらいいそれは悲しくなくてそれがうれしくってなにか出来ること

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『恋愛詩』13/03/05
2013年06月13日13:00

涙がでそうです。何十年経っても涙がでそうです。ずっと笑顔は残るんです。忘れたふりしてこんなときに当時の心がよみがえるんです。そうやって恋は生きつづけて、愛が育つんです。

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『なんでもない詩』
2013年06月12日21:05

なんでもないわたしなんでもないあなたなんでもない家になんでもない生活なんでもない街になんでもない仕事なんでもない人生になんでもない愛 なんでもなくつづけばいいなんでもなくいつまでもん?いや、なんでもない

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『あかちぁん』13/03/16
2013年06月12日17:25

おぎゃあ、ふふふ、あんよが、ぷにゅにゅ。おてても、ぷにゅにゅ。にゅにゅにゅにゅほっぺた、ちゅきちゅきちゅきぃ。にこにこ、あぁ、あぁ、うふふふ、ぷにゅ。

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『ランナー』13/03/13
2013年06月12日17:23

出端をくじかれたハイスピードのエリート達は一直線に駆けて行った一番後で喘ぎながら涙をにじませて走る転ばなければあのトップ集団にいたはず沿道の白い小旗が笑い林立するゼッケンをかき分けて見えなくなった隣を追いかける誰でもない人を罵倒してアスファ

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『四季を想う』
2013年06月12日11:56

雨のふる日を風情があると言い桜並木はしっとりぬれて幹は花をひきたてるよう黒く春に映える晴れた日は天気がいいと言い雲ひとつない空をいちばんに据えてにらんだ夏の口元に笑みをそえる曇る日にはちょうどいいと言い照りつける陽をかくしたヴェールをたたえ

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『シャコンヌ2』
2013年06月11日01:27

風は遮られ、張りつめた静寂の中で私は巨大な穴の底にただひとり立ち無数の眼差しと眩い光の焦点になっている *始まりは、雨上がりの緑濃い午後 葉漏れ日にかざすあなたの右手の白さ私の胸は一瞬にしてはり裂け体は沿道の木々に変異する口をこぼれ落ちる生ま

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『訃報』
2013年06月09日17:35

雲が急いで東に流れる工場の煙突は煙を低くたなびかせ先ごろからの雨が激しく降りつける私は仕事を切り上げて家に向かっている埋め立て地の巨大なキリンが今日はいつになく寂しそうに見える伯父に対する思い出にいいものはないただ、伯母の人生を思い遣る街路

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『Delicious』13/04/04
2013年06月08日20:39

ああ、頭が痛い脳は痛みを感じないはずなのになんで、 薬飲んで寝よ・・・・んん、食われてどのくれぇい経ったか そろそろ酸っぺぇシャワーもなくなって 居心地よくなったぜ ふー、36度のお湯は気持ちいいねえおう、見かけねぇ顔だねなあ、お前ぇも、あの鶏の

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『お茶碗』
2013年06月08日06:56

動かないと思われるお茶碗が奇妙にも動くと仮定してどのように動くかが、さて、問題です文字のたくさん入ったどんぶりに威勢よく右手を突っ込んで鷲掴みでバラバラとテーブルに広げると私に向かってキラキラと色目を使う「つまらない物ですが」という建て前で

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『夢』13/03/07
2013年06月07日22:10

夢の中を走り回って 山道や田んぼを通り過ぎたらすっかり陽は沈んでしまって松の木の根元に転がると目が覚めて伸びをする 起き上がり走り出すと 山道や田んぼを抜けて 陽が沈む松の根元、根っこがあると伸び出して立ち上がる松が走り出すと山道や田んぼが沈ん

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『朱い鐵塔』12/12/01
2013年06月07日13:47

肌を切り裂く冬の風が 剥き出しの骨に容赦なく吹き付ける 時代に増えてゆく眼下の煌めきと 太古より降り注ぐ天上の耀き その両の光すべてを体に浴びて 槍をまっすぐ天へと突き上げる 花が山肌に渦をなし 続く雨に命は色濃く 照りつける日射しに木々は凪ぎ や

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『カラのペットボトル』
2013年06月07日00:46

目の前に立つ500ミリリットルのペットボトルが私はカラですと言いながらそっぽを向く。その視線の先の2リットルのお茶は、 どうぞ、どうぞ、と、愛嬌をふりまいている。残り少ないカルピスのペットボトルは、高いところから見下ろしながら、私じゃ力になれないとタバコ

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分かりません、僕には分かりません、僕は何をすればいいのか分かりません、何処にいけばいいのか分かりません、何で分からないのかも分かりません、分かっているようで、すべて間違っているようで、間違っていると思うことが間違っているようにも思え、その事

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年を経るたび体は衰えて悲しいなんてぇことを申しますが、あたしなんざ、ちょいと頭をめぐらしゃあ、若いころよりも世界を飛びまわれるなどと感じておりますよぅ。体ぁぼろぼろで肩こりも治らねえってな具合ですがね。忙しくても、ときどきトリップしておりま

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