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2013年06月25日00:22

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6月11日の詩『シャコンヌ』の解説

バッハ作曲、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第二番の終曲『シャコンヌ』のイメージを題材にしている。

時系列、

1、二節[春]

男女の出会い。男は並木道を歩いていて、彼にとっての運命の女性に出会う。

2、三節[夏]

男はヴァイオリン弾き(ラストでは独りで弾いている)、女はピアニスト。二重奏を楽しむ。二人のハーモニー(ヴァイオリンは上、ピアノは下、各partに離れたり、ハモったり、同じ旋律を弾く。音符♪は、ついたり離れたり。)は、描写の如く、幸せに舞う。実際に野や、林を駆けたり、寄り添ったり、というのも同時に表している。

3、四節[秋から冬へ]

一連、幸せのかげり、を暗示する比喩。[秋]
二連、破局へ。女が遠ざかる(心?、死?)。男は、すさむ。そんな比喩。[冬]

4、一節[孤独]

コンサートホールでの描写。聴衆の視線、ライトアップ。男にとって、どれも空々しい

5、最終節[たった一人の旅立ち]

バッハのシャコンヌの冒頭。悲痛な調べを奏で始める。


つまり、一節と最終節の状況説明を二節から四節の思い出で語っている。



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