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日記一覧

ライオンの中庭を見終わり、「二姉妹の間」の横の通路を通って先へ進みます。片側の壁に窓が開いていて、浴場の屋根が見えます。蒸気抜きと採光のため、開閉できる丸い穴がいくつか開いています。そうすると、小さな部屋に入りました。装飾の少ないシンプルな

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そうそう、コマレス宮に通じている入口の周りの装飾に八角の星の模様がありましたが、ガイドさんによりますと、円は完璧を表し、完璧なのはアッラーのみ。だから人間は円は使えません。人間が使える形は八角形だそうです。さて、コマレス宮に足を踏み入れます

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いよいよアルハンブラ宮殿です。外の壁際に沿って、ガイドさんについていきます。木や草がずいぶん茂っています。昔は城壁の外は何も植えられていなかったそうです。木や草の影に敵が潜んでいたらいけないので、すべて見渡せるようになっていたのです。ですか

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本来の日程は、今日はセビリア観光をしてグラナダへ行って泊まる。翌日アルハンブラ観光。でもセビリア観光を繰り上げたので、朝から出発してグラナダへ行ってアルハンブラ宮殿を見ます。グラナダまでは約3時間ぐらい。アンダルシアの平原をひたすら走ります

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翌朝はモーニングコールよりも早く起きました。木と透かし彫りの窓を開けると…暗い。日の出も遅いようです。これでは街歩きはまだ無理なので、荷物の整理をしたり日記を書いたりしました。そして、ホテルにはたいていホテルの名前が入った便箋と封筒がありま

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この前日記で店頭で見た(英語の)本をいきなり買う、という暴挙をするようになったことを書きました。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1876872274&owner_id=1362523ここに書いた「Shanghai Girls」は、本当に苦難の連続、大変なことばかりで読むのも大変で

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カルモナはセビリアから車で30分ほど。小高い丘の街で、そのてっぺんにお城があってパラドールになっています。カルモナに着いたときはすっかり日が暮れていました。アンダルシアは暖かいとはいえ、緯度は高いし11月ともなれば日が暮れるのは早いです。バスは

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アルカサルを出てサンタ・クルス街を散策します。昔ユダヤ人街だった所で、ドン・ペドロはユダヤ人も重用したのでアルカサルの近くにユダヤ人街があったのです。本当に宗教差別をしない王様だったんですね。白い壁の家に小さな路地。こういうところを歩けるな

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さて、いよいよ私の第一目的、アルカサルです。ここは現役の宮殿なのです。国王の別邸と言うか、セビリアに来たら滞在する所。ムデハル様式の最高傑作です。中世らしいがっしりした城門(写真)を通って入って行きますと、両側に植込みのある道になっていて、

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セビリアの大聖堂はキリスト教世界で三番目に大きいそうです。一番はバチカンの聖ピエトロ大寺院、二番はロンドンの聖ポール大寺院です。ということは、トレドよりもさらに大きいんですね。…と思ったんですが、帰国後調べたらトレドも三位を主張しているらし

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バスはアンダルシアの大地を走り、セビリアへ向かいます。なだらかな起伏の緑の大地が広がっています。(写真)。ところどころ赤茶けた土が見えます。そしてオリーブ畑があちこちに現れます。天気が良くてとても暖かいです。11月ですし、マドリードで少し冷え

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メスキータの建物から出て、中庭を歩きます。天気が良くて、青い空に塔がよく映えます。オレンジや椰子の木も入れて、きれいな写真が撮れました。この塔はもちろんモスクでアザーンを唱えるために作られたのですが、キリスト教徒は上に鐘楼を乗せました。メス

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プラテレスコ様式について調べました。そもそも「金細工様式」なんて訳すからわけがわからなくなったんで。金細工独特の模様なんてどんなのかよくわからない…と思ってしまったのです。つまり、スペインではキリスト教のレコンキスタが進んでも、イスラムの建

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さて、コルドバの駅に着きますと観光バスが待っていました。とてもきれいで快適なバスです。しかも9人のツアー参加者でゆったり。このバスでずっとバルセロナ行きの飛行機に乗るまで移動します。まずバスで昔の城門まで行きます。石造りの城門に城壁…うっと

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「ツアーの値段(3)」http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1881121557&owner_id=1362523で書きましたように、出発直前に今回の旅程の最中にゼネストが予定されていることが判明しました。しかし旅行社では予定通りの観光・食事は削らない、ということでした。

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さて、ふたたびガイドさんの後を付いてトレドの街をゾロゾロと歩きます。細い路地が入り組んでいるので、自力で目的地まで行こうと思ったら大変だろうなと思います。それこそ2〜3日でも滞在して歩き回ることができるなら、迷いながらでも散策するのは楽しい

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トレドへは添乗員さんは同行せず、別のガイドさんがバスに同乗します。バスの中でトレドのことをいろいろお話してくれました。トレドは「古都」と言われます。マドリードがフェリペ2世以後に首都になったのに対して、トレドは紀元前にさかのぼる古い街なので

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次に行くのは、ソフィア王妃芸術センターです。パっと見たところ、四角くて装飾のあまりない建物なので、アール・デコ期あたりの建物かなと思いましたが、19世紀に建てられた病院だそうです。入口の両側にシースルーのエレベーターが取り付けられています。

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本を出版しました!
2012年12月01日14:53

「世界史オタク 中央アジアを行く」水原杏樹著:文芸社文芸社の紹介ページhttp://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-13037-8.jsp↑ここから各種ネットショップにリンクしています。全国主要書店でも発売。紀伊国屋、旭屋、ジュンク堂、三省堂、

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