mixiユーザー(id:1362523)

2012年12月25日01:16

74 view

スペイン旅行記(15)グラナダ(1)

本来の日程は、今日はセビリア観光をしてグラナダへ行って泊まる。翌日アルハンブラ観光。
でもセビリア観光を繰り上げたので、朝から出発してグラナダへ行ってアルハンブラ宮殿を見ます。

グラナダまでは約3時間ぐらい。アンダルシアの平原をひたすら走ります。よくオリーブ畑が現れます。なんでこんなにオリーブばっかり作るんだ、と思うぐらいオリーブ畑。スペインはオリーブの産出量が世界一なのです。
バスの中で、カルモナのフランス語のパンフレットをながめてみました。多読をしてからわからない言葉でもなんとなく読んでしまいます。時々わかる単語が出て来るし…。
グラナダに行ったらアルハンブラ宮殿を見るので、気分を盛り上げるためにバスの中でタレガの「アルハンブラ宮殿の思い出」をかけてくれました。それほど長い曲ではないため、結局そこからはスペイン・ギター名曲集に。アルハンブラ宮殿への期待と共にスペイン気分を盛り上げてくれます。
途中小さなドライブインのような所で休憩をしました。私たちは少人数ですが、しばらくしたら大人数の観光バスがやってきました。人がいっぱい来て、店員さんも売り込みに一生懸命。私もお土産を買いました。セビリアの絵ハガキもあったので、それも買いました。

グラナダに近づいてきますと、うっすら雪をかぶった山が見えてきました。標高3000メートルを超える山があるシエラ・ネバダ山脈です。グラナダではシエラ・ネバダ山脈でスキーをして、地中海で泳ぐことが同時にできる…と言われているらしいです。

グラナダの街に着きますと、だいたいスペイン時間の昼食時です。ということでおひるごはん。この日は前菜が選べるチョイスメニュー。私はイカスミをからめて焼いたイカにしました。
実は、昼食には別のツアーも一緒で、それが人数が多いので、何を選ぶか前の日から決めておいてほしいと言われていました。レストランに入ったのは私たちが先だったので、料理はスムーズに出てきました。それから大人数のツアーが入ってきたので「ああこれか」と思いました。私たちが先でよかったと思いました。
昼食が終わっても、まだ時間に余裕がありますので希望者はコーヒー・紅茶などいかがですか、ということでコーヒーを頼むことにしました。メニュー外なので自費です。

スペインではコーヒーは「カフェ」と言いますが、「カフェ」といいますとエスプレッソのようなものになります。普通に日本で飲んでいるようなコーヒーで砂糖やミルクがほしかったら「コルタード」と言います。ついでに、「コン・レチェ(ミルクと一緒)」と言いますと「カフェオーレ」になります。

昼食が終わると、いよいよアルハンブラ宮殿に向かいます。
ところで、こういった至れり尽くせりのパックツアーでは、各観光地ごとに現地のガイドさんが付きます。スペインではスペイン人の雇用を守るため、外国人の観光客もガイドはスペイン人でなくてはいけないのです。現地に日本人ガイドもいるのですが、それではダメなのです。しかし、スペイン人ガイドが皆日本語を話すわけではありません。ということで、とりあえずスペイン人のガイドを手配しておいて、日本人は「通訳」という身分だということにして来てもらってガイドをしてもらうのです。
なお、コルドバでは日本語を話すスペイン人ガイドでした。ただし日本語はちゃんと勉強したわけではなく、ガイド用語丸暗記だったそうです。ですからガイドはできますが、会話が怪しかったです。
セビリアでは日本人ガイドがいて、おまけのようにスペイン人ガイドがそばにいました。観光地などで係員さんに用事があるときなどはスペイン人に交渉してもらったりするのです。

グラナダでも日本人ガイドさんが来ました。道を歩いていると、知り合いが多いのか、すれ違う人にたくさん声を声をかけ、その中の人に「セニョリータ」と言われたらすっかり舞い上がって喜んじゃう。それで「大阪では「おねえさん」と声をかけたらどんなおばちゃんも喜んで振り向くんですよ」と言ってみたら、本人も実は大阪人だった…。

あと、スペイン語であいさつをするときは全部「オラ!」でいけます。バスに乗るときはいつも運転手さんに「オラ!」。誰に会ってもまず「オラ!」。簡単でいいですねー。
6 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2012年12月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031