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2012年12月13日00:57

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スペイン旅行記(9)セビリア(1)

バスはアンダルシアの大地を走り、セビリアへ向かいます。なだらかな起伏の緑の大地が広がっています。(写真)。ところどころ赤茶けた土が見えます。そしてオリーブ畑があちこちに現れます。
天気が良くてとても暖かいです。11月ですし、マドリードで少し冷える感じがしたので暖かめの服を着ていたのですがちょっと暑いぐらいになってきました。バスの中で買ったばかりのコルドバのガイドブックなどをパラパラ見たりしていましたが、昼食後ということもあってウトウト…。

そのうち遠くに小高い丘の上にある街が見えてきました。今晩泊まるカルモナです。本来の予定ならそちらに直行なのですが、通り過ぎてセビリアへ。そこからセビリアはもうすぐです。

セビリアに着いて、グアダルキビル川のほとりで停車しました。すぐ眼の前に黄金の塔があります。監視塔として作られたもので、昔は塔の上部が金色に塗られていたため「黄金の塔」と呼ばれています。今は普通の石造りの塔です。(写真)
ここでバスを降ります。そして川を背にして街の中へ歩いて行きます。
黄金の塔は正12角形の塔ですが、ここから歩いていくと順番に八角形、六角形、四角形の塔があるということで、一つ一つ確認しながらたどっていきました。四角形の塔は建物中に取り込まれていて、四角い角が飛び出していました。

街路にはオレンジが植えられています。冬に花が少ない時期に、オレンジの実は街に明るさをもたらせてくれるそうです。しかしこのオレンジは苦くて食べられないそうです。おいしかったらみんなが取って行くから…。熟した実は市が集めて業者に卸してマーマレードに加工するそうです。

道を進んでいきますと、両側に古い立派な建物がそびえています。古い文書を集めた公文書館です。いろいろな文献がどっさり収蔵されているとか。この町で歴史研究をしようと思ったらここで文書に埋もれるんでしょうねえ。楽しそう。

さらに進んでいきますと、大きくそびえる塔が見えてきました。セビリアのランドマークともいうべきヒラルダの塔です。(写真)。観光馬車が多いです。
そしてこの塔が属する大聖堂が見えてきました。大聖堂はセビリア観光の目玉です。そこに向かいながら道の反対側を見ますと…そこにはアルカサルの門が!アルカサルだー!!ドン・ペドロの建てたアルカサルー!!!
いえ、まず順番は大聖堂から…と自分をなだめます。

ああ、でもアルカサルの入場観光にこだわったツアーを探してよかった…あきらめてたら、大聖堂に向かいながら「アルカサルが見たいのにー!あっちに入りたいー!きー!」となっていたでしょう。大聖堂のすぐ隣だったなんて知りませんでした。

ともかく、まずは大聖堂へ。

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