mixiユーザー(id:2312860)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2015年01月29日22:10

336 view

反省-1/10の飛行記録(7)

こうしてみると、満足のできるフライトだったものの、色々と反省すべき点も少なくない。
自分に足りなかったものは何か。
それは、度胸と経験と準備である。
度胸が不足していた原因は、経験と準備の不足だ。ということは、問題は、この２点に絞られる。

■経験と準備の不足
ウェーブを利用したフライトは２回目。しかも前回は前世紀（１９８８年３月）のことである(笑)。
ウェーブの中で上昇風の「強い」ところを探すことについて、知識面でも判断力の面でも不充分だった。
板倉滑空場の北方の地形や空域に関する知識も不充分だった。
２０Ｋｍの距離も、時速２００Ｋｍで飛べは、たったの６分で飛び越してしまう。コクピットの中でマニュアル等を見ながら確認する時間などないこともある。対空警戒のことなどを考えあわせると、事前に「頭に叩き込んで」おかなければならないことは多い。そのあたりのことは、地上にいる間に解決しておかなければならない。

具体的には、以下のようなことだ。

・空域、特に宇都宮飛行場の管制圏や管制区に関すること。
・無線の周波数に関すること。
・地形、特に高速道路、鉄道、川、市街地などの関係について。

■今後への課題

・酸素供給装置の作動方法の確認
・高高度飛行時の留意点の再確認
・ウェーブ発生時の飛行戦略

こういうことを積み重ねていけば、臆病者の僕にも、少しは度胸がついてくるだろう(笑)。