『イコライザー　THE FINAL』

『イコライザー　THE FINAL』


　D・ワシントンの当たり役必殺仕置き人シリーズの（一応）完結編。
いつソフト化されるかと心待ちにしていたが、いまだその気配がなくWOWOW放送＆オンデマンドにて鑑賞。
なぜソフト化がないかというと、権利会社のソニーがDVD・BDといったパッケージ事業を他社に委託することになったため。
（同じくディズニー社もという話…）
それだけ配信に追われてパッケージメディアは苦戦しているということ。
そりゃあレンタルのツタヤがほぼ絶滅状態になるんだから致し方ないか。
これからは完全に円盤収集は好事家のものになった感がある。
委託されたハピネットから出るかどうかはまだ確定してないけど、期待したいところだ。
（同じくソニー配給の『ゴーストバスターズ』の最新作も配信の発表だけに留まっている）

　話しをもどすと、３作目にして最後ということだが、ロケーションをイタリアに変更。
任侠映画としての大枠に変わりはないので、その点ではファンならすんなり入っていける。
これまでは虐げられる子供たち（若者）を救済するべく立ち上がったのだが、今回はその子供にしてやられるという失態を見せるのが新味。

　ずっと自身の居場所が見つからず孤独を抱えていたロバート・マッコール（D・ワシントン）の心情を表していたラストシーンに、今回は変化が見て取れる。
それゆえ「最後」なのだろうか。

　もっとも原題は「THE EQUALIZER 3」とあるだけで、監督のフークアも「続編があるかはD・ワシントン次第」と語っているから邦題のFINALは勇み足だったかもしれない。（汗）

　話しの本筋とは関係ないのだが、マフィアのボスの豪邸にギリシャ彫刻のような美術品が飾られているのだが、驚いた。
裸の像の股間にぼかしが入っていたのだ。（男性）
あの白い彫像ですよ。そこまで今はうるさくなったのでしょうか？
同じくWOWOW放送の『マッド・ハイジ』もグロテスクなシーンはほぼ全面にぼかしがかかっていたというので、これでは無修正の円盤を発売していただかないと困りますぜ。
（アマプラでは修正されてなかったと聞くので、それぞれの会社の判断か？）

　GWはずっと仕事だったので、その反動というかなんというか、コレクションは着実に増えてます。
これが最近追加されたもの。（さて、いつ見ることができるのか）



『セディック・バレ』はもうじき廃盤になるそうです。
『エドワード・ヤンの恋愛時代』はず〜〜〜っとDVDが廃盤だったので再販売を待ってた。（ヤンヤンも…お願い）
『死刑にいたる病』は大幅プライスダウンしてたため。（笑）
『福田村事件』も早く見ないと…ですね。
『ほえる犬は噛まない』はその後発売されたBDを買ったんですが、吹き替えが最初のDVDにしかないというので中古をゲット。
『マーガレット』はケネス・ロナーガンなんだよね。知らなかったよ。


　がらりと変わりますが、元・頂き女子りりちゃんこと渡邊真衣の獄中日記を綴った「りりちゃんはごくちゅうです」というアカウントがX（Twitter）にあります。

　もちろん外部の人に委託された手紙をアップしている（一部黒塗りあり）のですが、…これを読むと、なぜころりとオヤジが騙されたのかの一端が感じ取れます。
今後、裁判が結審してもこういう細部までは伝えきれないと思うと感慨深い。
もしかしたら書籍化もにらんでいるのかな？（売り上げから賠償するということも？？？）

気になる方はどうぞ読んでみてください。

https://twitter.com/inu2narenakatta