十字架の意味

ようやく決着を見た。
永い間、苦悩して来たが。
答えを得た。
いじめは、人生を狂わせたと思ってきた。
苦難を呼んだ、しかし、それは、忍耐と錬達のためであった。
多くのものがもたらされた。努力も実った。
そもそもオーダーも、仏教も、キリスト教も、神も、
復讐報復は推奨してはいない。
慈悲で乗り越えようとも思った。
知恵で乗り越えようとも思った。
始めがあり、終わりがある。見えなかったが。
それで、イエス様の十字架を思った。
それを思えば、全てを許す事など、大した事ではない。
それが、僕にとっての十字架の意味だった。
すべてを許そうと思った。
そして、この自我を磔にしようと。
私は救われた。
全ての意味は、許すためにあった。
神に栄光を。
ようやく光に帰れた。
憎しみの連鎖を越えた。