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2024年04月08日11:36

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ムード・インディゴ うたかたの日々


ぼんじゅーる、おほほほほほほほ、フレンチシネマに偏ってるざんす、

ムード・インディゴ うたかたの日々おもしろかった。これは本当にあった物語だ、なぜなら僕が想像したことなのだから、と、マルクスガブリエルのようなことを最初に言い放つ。本作このあたりからゴンドリー、フランス回帰だよね。恋愛睡眠のすすめはパリが舞台でも、フランス語を完ぺきではない主人公を置くことによって、インターナショナルに開かれた米語でオーディエンスを理解させることされていたけれど、本作から始まるここ最近の3作品は順然にフランス語で人物たちはコミュニケしている。本作はインターナショナル版つまり米国や日本などで公開されるヴァージョンで95分であり、本国フランスで公開されたのは131分とのことらしい。オリジナルを観たいよね。前回にこれ観たときいまひとつピンとこなかったけれど、今回も、尺が短くなってるからかな、リズムはあれど抑揚がないセンス。ゴンドリーのMVをずっと見せられている感じでいろんな仕掛けを楽しめるけれど、男女のドラマでの哀しみや愉しきはその仕掛けに押し殺され表されにくい感じでこちらにエモーションが届かない。でも作品としてはおもしろく、ジャンヴィゴ的であり、詩的レアリスムや印象派への回帰してゴンドリー、ただ玩具遊びをしているではなく映画的意志を感じもする。エスプリを持ち出してきているのかな? 冒頭のタイプを打ち物語を書く人々や、読者とサルトルの死、そして恋人の死、それらは本や思想、そうした或る時代のエスプリの死を語らしおん。あの時代にあった精神性を此処で蘇らせようとしているのだろうな。やはりオリジナル版を観たいよね。



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