宗教らしい宗教

宗教らしい宗教の相は、
まず、絆がある。
あとはお金を挙げなければ、途端に冷視冷遇される。恐怖だ。
そして、ここにも作業がある。
言葉で、信じますやります弘めます。と言い、それをするのが義務となる。
確かに、世間と違い、そこに愛があるような気がする。
そして、教祖様を持つ。
自分を卑下して、教祖様を崇め、バランスを執る。
愛の発揚に似る。
辞めれば、冷視冷遇だと分かっているのだから、辞められない。
いや、自分も、辞める人々を冷視冷遇したのだ。
そして、何よりお金である。
誠意とされる。貢献とされる。認められる。
そういう風潮の中で、これらが勧められる。
私は、言う。世間と宗教の中道を取れ。
孤独になれ。そして、本当の勉強を始めろ。
そのためにお金を使え。
確かに、苦しみの原因はこれだと、言われてきたかも知れないが、
そうではない。自分の行いが苦しみを招いたのだ。
自分の心が苦しみを招いたのだ。
悪は悪、善は善である。因果応報である。
お金を挙げて、善果があるわけではない。
善を行って、善果があるのだ。
確かに始めは、お金を挙げれば善果があった気がする。
それは、ただ、喜捨の分だけだ。
お金を手放した気持ち良さがあっただけだ。
本当の勉強を始めろ。孤独になれ。
三帰五戒に如くはなし。