三乗

私の仏法に三種あるようだ。
教えを聞く、学ぶ、王国の民であるような人々。
次に、教えをヒントに瞑想する、自分の道を行く人々。
私を相棒と考え、同じ果報を願い、戦いも辞さない人々。
それは、三乗のようなものだ。
声聞縁覚菩薩と。
みな成長した。
そして、みな仏道者であり、みな悟れるだろう。
即ち、三界を脱し、知恵を究め、大衆に敬される。
なぜなら、法をもたらす仏は、慈悲深いからだ。
今、確かに、育つものがある。仏種。
仏は菩薩を導く。学ぶ者は今、菩薩である。
垢穢を離れ、知恵を重んじ、善を志す。
菩薩であり、仏種である。
成長は、これをもたらした。
という教えであるが、これは法華経にある事だ。
これを信じる者は法師である。
示寂も、仏の滅度である。
悟りは、一部の者だけ、に限らない。
険しいが、越えてゆく。
仏は、未来を約束するのである。
それは希望である。