私の悟りは、
無我涅槃を道とせり、知恵、脱す者ありて、寂光を成せり。
法華一切知による。
それ諸法無我。
さて、私事を話すが、
特に戒めているものが、幾つかある。
悪口を言わない。正直であれ。嫉妬しない。
怒らない。陰口を言わない。金に貪着しない。
長幼の序を護る。間違えてると気付いたなら、直す。
大体、このようなものから、心を浄める。という事をするようになる。
犠牲的精神も涵養される。
仏道には、功徳は不可欠だ。
それは、反対の様で、他を利するは、己を損ずるに等しい。
ただ、損ずる覚悟があれば、進んで為される。
働くのも、損ずる事だ。
では逆に、己を利し、他を損ずればどうか?
悪事だ。
常々、損ずるのも覚悟した方が、賢い。
また、損じ、得る。
これを知るのも賢い。
勧善懲悪仏なり。
実は、悟りよりも、世が、善を尊ぶ事の方が、
大事だ。しかし、それが、仏道に繋がる。
上の戒めを護れば、幾つか恵みがある。
好相を得る。親愛を得る。知恵を得る。運動能力を向上させる。
頭の回転が速くなる。誠を得る。聞く者を喜ばせる。
雰囲気が良くなる。人に思われる。
爽やかを得る。神通の眼が開ける。
瞑想の眼が開かれる。
とまぁ、色々ある。結局功徳があるという事。
この功徳が、道を進ませて、悟りを成す。
純朴は菩薩なり。
仏、よく導く。
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