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2023年12月28日10:48

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今年観た映画

 人生三度目の年間200本超え。トータル206本。
 内訳は、洋画116本、邦画90本。今年初めて観た作品は134本で再見は72本。 映画館で観た作品は22本、ネット配信155本、飛行機内3本、テレビ10本、自主上映(国立映画アーカイブ)4本、レンタルDVD10本、購入DVD2本。ネット配信強しは仕方がないとして、映画館22本は映画ファンの端くれとしてがんばったと満足している。
 映画館で観た作品で強く印象に残ったのは、観た順に『ロストケア』『怪物』『君たちはどう生きるか』『福田村事件』『月』『理想郷』『ぼくは君たちを憎まないことにした』『市子』『枯れ葉』『PERFECT DAYS』。
『ロストケア』と『月』は2016年に発生した相模原障害者施設殺傷事件を下敷きにした作品で、慎重に扱わないといけない題材を社会に突きつける形で力強く描けていると感心した。『PERFECT DAYS』は、主人公のような価値観で生きている人にとってはグッとくる作品だと思うが、おそらくそれは少数で、ほとんどの人はこの映画を褒めるにしても映像美や役所広司の演技の素晴らしさに終始するんじゃないかと思う。ぼくは主人公のような価値観で生きている一人なので、かなりグッときた。
 また、今年の公開ではないが、今年になって初めて観た映画で強く印象に残った作品もある。『ナワリヌイ』『大河への道』『狂った果実』『Winny』『護られなかった者たちへ』『少年の君』である。
 ネタバレになってはいけないので詳しくは触れないが、『護られなかった者たちへ』と『少年の君』にはある共通の映画的な手法が使われているが、それが単なるサスペンスに終わらず、観る者の心を大きく震わせる力を持っている。
 大好きなアキ・カウリスマキ監督の新作『枯れ葉』の公開を記念して、勝手に「カウリスマキ祭り」を開催し、未見の作品を鑑賞した。『コンタクト・キラー』『パラダイスの夕暮れ』『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』の四作である。監督は『枯れ葉』は『パラダイスの夕暮れ』のレベル2だという趣旨の話をしているらしいが、それがうなずける物語だった。
 来年もたくさん観るぞ〜。
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