○2008年12月03日の日記再掲載
ま、そうだよね、変わらないんだ。ぼくもきっとそうなんだけど、あ、特にかな、それはそれでさておくとして。
日本という国が変わらない、という理由のもとは「人はコロコロ変わらない」ということだと教えてくれた本がありました。
「日本的革命の哲学」山本七平著です。
日本の村社会のシッポとか、地縁・血縁とか、象徴天皇制のはじまりとかを(ぼくが知らなかっただけなのかもしれないけど)、実にわかりやすく書いてある。
七平先生が言うには、事のはじまりは「貞永式目」にあると言うのです。上のようなことを「貞永式目」に沿っていろいろ実証してくれるのだけど、その基本となっているのがどうやら「人はコロコロ変わらない」ということ、らしい。
自然的秩序という言葉を使っているのだけど、
ま、かんたんに言えば
「あるがままがいちばん理に適っている」
はずなのだからそれをまず認めましょうということ。
ダーウィンの進化論と同じ考え方です。
それを理屈や力で変えようと思っても
「人はコロコロ変わるもんじゃない」
から時がたてばすぐもとに戻っちゃうよ、言ってるわけですね。
うーん、これ、なかなか日本人らしいよね。
(あ、ここまで、かんたんに書きましたが、本はかんたんには書いてないわけで、少し苦労しています)
ここんとこ政治家とその周辺の人たちに少し怒っていたのだけど、さすがに七平先生だね、そこそこ納得させてもらいました。世襲議員がなぜ止まらないかとか、いろいろね。象徴天皇制というのもよくわかるよ。
「なにしろ利権は手放せないやね」と鎌倉室町の世から、日本人、あれやこれや手ぐすねを引いていたんだね。
それとね「貞永式目」というのはなかなか近代法に近いらしいですよ。宗教を下敷きにしていないし。もしかしたらGHQも勉強したんじゃないかな、やつら秀才ぞろいだから。きっとそうだよ、と思えてくるね。
日本は鎌倉室町の時代からなかなか抜けてないね、と思ったりして。そこんとこでなんとかならぬ怒りの矛をおさめたりして、情けねぇ。
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