夢はいくつも見ていたはずなのだが、朝起きたときに覚えていないためにここに書けなかった。しかし今朝は覚えていた。
半年前にぼくはバイクを買っているという設定の夢だった。
黄色くて、見上げるほど背の高いバイクで、シートに跨るのも一苦労という面倒くさいバイク。それを、買った店に行って売ろうとする。あまりにも実用的でないので、これ以上持っていても仕方ないと判断したのだ。
店主は三十二万円を提示する。七十万円で買ったものが新車同様なのに半額以下とは、と悲しくなるが、まあそんなものだろうとも思う。しかし一度くらいは値段交渉しておこうと「もう少し何とかなりませんか?」と言う。すると店主は少し考えてから「じゃあ、三十五万円でどう?」と言う。ぼくはそれを承諾する。
そこへ店主の中学生くらいの息子がやってくる。息子は店主からいきさつを聞く。するとぼくに向かって「三十三万円でどう?」と言ってくる。ぼくは物おじせずにそんなことを言ってくる息子の勢いに押されて承諾する。そして、それでも最初の三十二万円よりは一万円多いのだからよしとしようと思う。
そういう夢だった。何を示唆しているのだろう。
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